今日のひのき君のレッスンは、FIELDでのコマンドの基礎トレーニングや飼い主さんの対応の改善についてレクチヤーと実践トレーニングを行いました

「お座り」のコマンドに対しての実行性がありませんが、その要因は普段からトリーツを先行して「お座り」という動作を飼い主さんが取り引きをしてしまっている為、飼い主さんの立場もひのき君から見て従うべき相手になっていない事も事実です。

日常生活の中で、ひのき君のペースで物事が運ぶことが多いようですので、ひのき君の要求が無条件で叶う事は、飼い主さんの立場を危うくしてしまいます。例えば、ボールで遊ぶ前に必ず「お座り」をさせてから遊び、ひのき君が飽きる前に終わらせるという対応をするだけで、飼い主さんを見る目や感覚が変わり、飼い主さんへの期待感に変化します。

ひのき君が充分満足するまで、飽きるまで遊ばせることは、飼い主さんへの期待感を放棄しているようなものですので、今後の対応の中で改善していきましょう。また「遊び方」という点でも、現在の飼い主さんにはハードルが高いようですので、単にオモチャを与えっぱなしにして破壊行動を繰り返させるのではなく、引っ張りっこなどで遊びながらコミュニケーションの時間を増やしてください。

少しだけ飼い主さんの対応に変化が出ただけでも、ひのき君の飼い主さんへの集中も変わり、「お座り」はもちろんのこと、「伏せ」のコマンドにも従えるようになってきていますので、日々の生活の見直しを今後も続け、理想的な関係性の構築を進めていきましょう。

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