今日のロタ君のレッスンは、10カ月を過ぎて日常生活の中にも変化が出てきているようです。落ち着いていられる時間も増えているようですが、急に興奮状態になる事もあり対応に苦慮されているようですので、要因や今後の対応についてレクチャーとトレーニングを行いました。
特にお散歩では、飼い主さんがロタ君に引っ張られているスタイルが固定してしまっている事で、何でもOKの状態ですので、一定のルールを作りながらお散歩のスタイルに変化をもたらせましょう。
今までは自由気ままなお散歩でしたので、引きも強いですし飼い主さんを意識して歩くことが中々できません。飼い主さんが理想だと思うポジションをロタ君に教えていく必要がありますので、根気強く進めていきましょう。また、屋外での「お座り」のコマンドは、とても大切ですので、トリーツで取引をせずに飼い主さんからのコマンドに素直に従えるようにトレーニングをしていきましょう。
リードを持つ人が違う事で、ロタ君の反応が変わります。パパに対してもストライキはしますが、ママに対してのストライキは、ママの力では中々対応できませんが、ロタ君のストライキに反応せずに前へ進むことを選択させましょう。
ストライキを諦めて同調して歩けたら、シッカリ誉めて歩くことで、選択肢は1つになりますが、ママの妥協がないようにして下さい。
特にお嬢さんは、遊び相手の立場ですので、余計に引きが強くなるようです。リードを引く力もありませんので、お散歩の際には、必ずパパかママが同伴して事故や怪我が無いようにして下さい。
一番、ロタ君の気持ちが伝わり易い相手ではありますが、その反面、上手にロタ君にコントロールされてしまいがちですので、現在の課題に関しても心で表現できるようにしてみて下さい。
柴犬としては、とても安定しているロタ君ですが、月齢と共に心の成長が様々な行動や反応として表れてきます。
現在のところ、課題の殆どの要因は飼い主さんのロタ君への対応や犬を飼う上での基本的な知識の不足などですので、今まで以上にロタ君に、飼い主さんの気持ちが伝わり、ロタ君には飼い主さんに従う気持ちが育まれるように関わり合いから見直してみて下さい。
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