今日のブルース君とリンゴスターちゃんのレッスンは、夕方からのパブリックトレーニングです。最近は1頭ずつのレッスンをしていましたが、2頭のコントロールの際に、1頭のトレーニングが中々活かされていないようでしたのでパブリックでの2頭のコントロールを中心にした基礎トレーニングを行いました。
難易度は2倍ではない
1頭であれば、その犬の特徴を掴む事は、それほど難しくありませんが2頭になった場合、1頭と同じ性質の犬が2頭いるわけではなく全く違う性質の犬が、もう1頭存在するわけですが、コントロールの難易度は2倍ではなく更に倍の4倍程度と考える方が無難です。ただ、単に2頭のトイレもコマンド実行させても、それぞれタイミングも違います。
1頭のトイレの処理をする際には、必ず座らせて動きを止めて習慣をつけることは飼い主さんにとっては、とても好都合ですし安全に管理できます。
歩く場合も、課題となっているのは飼い主さんのリードの持ち方や長さと犬の意識の方向性です。飼い主さんを意識できれば傍で歩けますが周りに意識が散ると、2頭で前へ出てしまい、常に飼い主さんは引っ張られて歩く状態になりますので、肝心な時のコマンドの実行性は極端に低下します。他の犬とのすれ違いの際も、2頭それぞれの反応の意味が違いますので、それぞれに対応できるようにするのではなく冷静に飼い主さんの傍で歩けるようにする事が基本です。
あらゆる状況で飼い主さんが適切な判断ができないと、犬も適切に動いてくれません。基本的なトレーニングを根気強く積み重ねるからこその自発行動ですから飼い主さんの適応力と応用力を高めて、どんな場所でも犬が意識してくれる飼い主さんを目指しましょう。
-I speak Dog too!!- with sarada
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