今日のコナ君＆陸君のレッスンは、それぞれの現段階での課題に対しての対応をどのようにすべきか？のレクチャーと、成長著しい陸君の課題への取り組み方の実践トレーニングです。

月齢と共に自我が出てきますし、元々物欲の強いタイプの陸君ですので、オモチャなども咥えて逃げたり、飼い主さんには渡す素振りも見せなくなり、時には抵抗感が強く表れるようです。今日のレッスンでは、オモチャ使った遊び方と、その遊びの中に咥えたモノを渡すという一連の流れを理解させながらコミュニケーションをとる方法などを実践しました。

またリードに対しての抵抗感が強く、自分の行きたい方向に行けなくなると、柴犬独特の高い声と前脚をリードにかけてパニック状態で抵抗する動きも出てきているようです。この反応や行動に対しての改善方法として、リードに対しての基本的な理解のさせ方とイメージをプラスに働かせる事やリードで引かれる事に対しての違和感を無くす方法に取り組んで頂きました。

最初は抵抗感がりましたが、後半は、スムーズに飼い主さんの進む方向にシッカリと飼い主さんを意識して歩くことができていました。あまり陸君の動きに合わせすぎずに飼い主さんがリーダーシップを発揮し、飼い主さんの指示に従う心を育み、従う行動を誉めてあげて下さい。

コナ君は、レッスンの度に心の成長が行動として表れてきています。FIELDに到着すると飼い主さんから離れて動くことができていますし、第三者からもスムーズにトリーツを貰う事も出来ています。また大好きなオモチャで遊ぶこともできてきていますので、今後もご自宅と同じような色々な表現力が出てくるように丁寧に進めていきましょう。

現在の課題である自宅での警戒吠えやお散歩での人の気配や第三者に対する吠えに関しては、状況により吠える意味が違ってきますので、その状況に合わせた飼い主さんの明確な対応が必要になります。ご自宅での警戒心は、これからも強くなる傾向はありますので現段階でのコントロールはとても大切なタイミングです。

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