今日のアトラ君のレッスンは、9カ月を過ぎ今までよりも飼い主さんからのコマンドを無視するようになったというお話でしたので状況を確認し、改善の為のステップアップトレーニングを行いました。
「Sit」も何度かコマンドを出さないと座らないという状況があるようですが、トリーツが出るか出ないか?の判断をしている状況もあり、飼い主さんが根負けをしてしまわないように一貫したルール作りをする必要があります。またコマンドを連呼せずに「Sit」のコマンドを出してアトラ君の反応を良く観察する事も必要です。
「Stay」は日常で活用する「Stay」と「Stay」というコマンドを理解させる上でのトレーニングの為の動きでは、大きく違いますが日常活用する「Stay」の方が高度な場面が多いのも現状ですので「Sit」以上にコマンドを出した場合のコマンドの実行性や一貫性を飼い主さんが確認するようにして下さい。
以前よりも動きやすくなっていますので「Stay」の意味を再確認して「待機」「休止」「緊急停止」の3つの条件での「Stay」を実践できるようにして下さい。
また基本となる「Sit」の意味である「座り続ける事」を再確認して、トリーツの活用方法や解除のコマンドの理解も深めて下さい。
お散歩の際の「ついて」のポジションやアトラ君の視線の方向、同調性の維持なども1歩目からシッカリ強化していく事を考えて下さい。
トリーツでポジションを誘導するのではなく、アトラ君がポジションを理解して正しいポジションで歩けていたら誉めてトリーツを与えるという方法ですので順番を間違えるとコマンドで正しく動かなくなります。但し、ポジションを理解させる為の基礎トレーニングでは、今日のレッスンで行った1歩目のトレーニングで理解を深めてください。
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