今日のアトラ君のレッスンは、ご自宅の生活環境のチェックや課題についての対応と新しいコマンドの導入やステップアップトレーニングです。
TVを見ている際の吠えは改善傾向にあるようですが、その他にも要求吠えとしての反応は多いようですので要因を探りながら適切な対応を考えていきましょう。「Sit」「Down」「Heel」「Stand」など動きやポジションの違いなど、教える側の飼い主さんの理解が深まらないとアトラ君の理解も深まりませんので理論的な事とトレーニングスキルを身につけて楽しく教えるようにして下さい。
現在の誘導をしながらのポジションニングからハンドシグナルでの理解へのステップアップも少しずつ進めながら飼い主さんへの意識が長く維持できるようにしていく事もトレーニングのコツですし、長い時間の集中は出来ませんので短い時間で楽しく進めて下さい。
クレートに関しては、今までのマイナスの経験がクレートへのイメージを悪くしています。
まずは、オープンな状態からアトラ君の動きや反応がどのように進歩しているのか?を良く観察してステップアップするようにしましょう。無理にクレートに入れてしまう切っ掛けとなっている、掃除機に対しての吠えやコードを噛む悪戯に対しての対処は、ニンゲン側の対応がアトラ君には遊びになっているだけです。
掃除機に絡まず正しい行動を誉めていく事で微動だにしなくなりますし、何が良くて何が悪いのか?も理解できるようになります。
屋外でのお散歩に関しては、リードが短すぎると必要以上に引きが強くなりますので、一定の余裕を持ちながら飼い主さんがリーダーシップを発揮してお散歩が出来れば大きな問題はありません。
引いている事をリードで制御する事を主体とせずに、飼い主さんにアイコンタクトをして同調性に高い動きをしている状況をタイミングよく持続的に誉める事ができるようにしていきましょう。但し、今までの習慣的な引きに対しては、引っ張る前に適切に指示を出せるタイミングを飼い主さんが体感で覚えるようにしていきましょう。
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