本日はFIELDにて、東京犬猫日和さんのお声がけによる飼い主さんの為の「犬を迎える前に 犬を迎えた後に」というテーマで2回目のセミナーを開催させて頂きました。
前回の第1回のセミナーに参加されて、今回は実際に犬を同伴して実践トレーニングを通してアテンションとアイコンタクトの強化トレーニングを体験して頂いたペアもいらっしゃいました。
琥珀君は、アテンションに対しての反応が弱かったことから、飼い主さんからの声掛けに対してのイメージを強化してアイコンタクトへの意欲を高めました。すぐに飼い主さんへのアイコンタクトを理解していましたので今後も継続してみて下さい。伏せやリラックスのコマンドも琥珀君がコマンドを理解して自発的に行動できるようにステップアップしてみましょう・
ココア君は、他の犬への吠えの課題はあるものの環境が変わる事で、いつものテリトリー内のお散歩とは違う一面を見せてくれていました。飼い主さんの対応を見直して本来のリーダーシップを再考して良い関係性を構築していきましょう。トリーツに対しての反応はありますが、イニシアティブを握っているのは残念ながら飼い主さんではないようです。アテンションとアイコンタクトは、とても良く理解できていますので誉める機会をもっともっと増やしてみて下さい。
アネラちゃんは、他の犬に対しての吠えや飼い主さんへの要求吠えなど今までの習慣が課題に表れています。吠える事に対して飼い主さんが反応してしまう事を改善し、「No!」の意味のないコマンドは無くしてみて下さい。「Sit」のコマンドで座っている場合に、要求で吠えても「No!」ではなく「Sit」とシンプルにフィードバックしていきましょう。他の犬への吠えに関しては、本気で取り組まないと改善ができませんので中途半端に対応すると吠えが助長されますので、どこを見ているのか?など飼い主さんの観察力も高めて下さい。
クマタソ君は、新たなトライアル前の事前トレーニングです。自信を持って対応できないとクマタソ君の反応を余計に強くさせてしまいますので冷静でブレない対応ができるようにしていきましょう。クマタソ君自身、月齢と共に精神的成長が見られるようになり、これからが楽しみです。
現在の課題に対しての取り組み方については、導入段階のトレーニングや今後のステップアップとして必要な事などをレクチャーさせて頂きました。
これから犬を飼われる方は、犬のことを今一度深く理解し、現在飼われていて課題が表面化してきた方は、日常の無意識の習慣や根本的な関係性を見直してみましょう。
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