今朝のジャック君のレッスンは、現在の課題に対してのトレーニング方法や若齢期に入りパピー期よりも環境刺激への反応が強くなり飼い主さんとのコミュニケーション面でも違いが出てきているようですので、今後の予測と対処についての実践トレーニングを行いました。
ヒールポジションの「Issi」に関しては、トリーツの頻度や与えるタイミングに改善点がありますので、使用頻度を落としながら、誉め言葉で距離を延ばすようにしていきましょう。「Issi」は、飼い主さんのヒールポジションで歩く事だけではなく、飼い主さんが止まった場合は、ヒールポジションで座れるようにトレーニングをしてみて下さい。
飼い主さんが最近気になっている行動の1つに河川敷に下る階段を降りる際の引き癖に危険を感じられているようです。
河川敷には楽しいことが沢山ある事や、排泄のポイントにもなっていますので、早く下りたい気持ちが優先してしまい引きが強くなるようです。階段の途中での一旦停止条件などを取り入れる事や、特定の場所で同じタイミングで開放したり無条件で自由に馴れる事を関連付けない事が必要となります。
呼び戻しのステップアップは、日頃の友達のいる刺激の中でトレーニングをすることをお薦めします。今朝の状況は、飼い主さんからのコマンドを無視して友達の元へまっしぐら!
「まっ、しょうがないか!」と、この状況を繰り返すと、肝心な時に「Au pied」のコマンドで飼い主さんの元に戻る事はしなくなりますのでニンゲン側の一貫性のある対応を心がけていきましょう。
刺激に反応して動き出したら「Au pied」のコマンドよりも、まずは「Attends 」で行動を止めます。
その後に、「Au pied」で呼び戻し、このコマンドに反応した瞬間に誉めて直近まで呼ぼ戻せるようにします。最後は、「Assis」で呼び戻しが完成です。
ロングリードを使い、確実に成功を積み重ねる事で、「Au pied」だけで呼び戻しに反応し飼い主さんの直近で座るようになりますので丁寧に進めてみて下さい。
アテンションコマンドに対しての反応も少し弱くなっています。要因の一つは、飼い主さんからのコマンドには、必ずアテンションが連呼されますので、最初に行ったアテンションコマンドとアイコンタクトの関連付けが崩れてきています。アテンションのみならず、コマンドが出たら必ずアイコンタクトを出来ているように確認をしていきましょう。
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