今日のまるちゃんのレッスンは、新しいコマンドの基礎トレーニングや現状の課題に対しての対応についてです。

前回のレッスン時よりも成長が見られ表現のし方にも変化が表れています。以前は反応しなかったモノに反応したり、馴れてきたり日々成長が感じられる月齢ですので、更に観察力を高めて下さい。GW中の近隣のお祭りの太鼓の音に対しての反応は慎重に対応し、問題が無ければ人混みのレベルを考慮して連れ出してみるのも良いかもしれません。この際は、外でのピクニック気分程度で楽しく終わらせることが大切です。

将来の理想的なスタイルを目指して、現在の月齢から今度なコマンド基礎トレーニングを進める事は充分に可能です。「ついて」の脚側停座と脚側行進は、現在の月齢から楽しく教える事で無理なく理解が深まります。飼い主さんの誘導の仕方やトリーツを与えるタイミング・位置などでコマンドの精度も変化しますので、パピーで基礎トレーニングだから適当に行うのではなく、パピーの基礎トレーニングだからこそ、丁寧に将来的な精度を考えて教えていきましょう。

「伏せ」は前回よりも理解が進んでいます。今度は楽しく速く伏せる事を遊びながら教えてみて下さい。「立って」は後ろ脚から始動するように教えてみましょう。アテンションに対しての反応が、少し弱いようですので特に屋外でのアテンションに対しての反応を強化してください。その際のアイコンタクトを促す上でのトリーツを与える方向には充分に注意を払えるようにして下さい。

ジャレ噛みなどの課題も、まだ続いているようですが、対応を間違えると同じ土俵で対峙する事になりますので、この課題が長引いてしまう恐れもあります。課題の行動に対しての対応を考えるだけではなく、ニンゲン側から求められている正しい行動を引き出すことも大切です。

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