久しぶりのレッスンとなったアルウェンちゃん。公園に到着すると犬や人に対しての吠えも強くなり飼い主さんのコントロールが上手にできない状態です。体の成長と共に精神面にも変化が出てきますし、気候が良くなったことで若いエネルギーは発散する場所がありませんので、以前からの課題である飛びつきや吠えとなり表面化します。
引きも強くなりますので、現状のリードの持ち方のように体を回して持つと持ち手が逆方向に引かれて危険ですのでアルウェンちゃんの反応や動きを事前にコントロールするようにしていきましょう。
興奮しながらも他の犬の間を通過したり止まって「お座り」をさせたりすることはリードを短くしながらであれば可能な段階ですが、アルウェンちゃんにコマンドに従う心や飼い主さんへの意識が希薄な面が見られます。
日頃の運動も、少なからずは与える努力はされているようですが、ロングリードを使用しながら一定の時間の自由運動と、ボールのレトリーブを活用したコマンドのトレーニングで飼い主さんからのコマンドへの意識を高めていきましょう。
一時期よりも「ゆっくり」のコマンドに対しても維持できなくなっていますし臭い嗅ぎの行動が頻繁です。月齢的にも、そろそろ初めてのシーズンに入る可能性も考えられますので良く観察してください。
一定の運動でストレスを発散し、運動内でもコマンドのランダムな実行を繰り返すことで最初の犬に対しての対峙の状況と後半の反応は、飼い主さんへのアイコンタクトとリードの余裕が違ってきます。
また誉める事と撫でることは違います。撫でてしまうと興奮して飛びつく傾向が出ていますのでタイミング良く言葉で誉めるようにして下さい。
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