今日のマーク君のレッスンは、前回のレッスンで行った無駄吠えに対しての飼い主さんの対応や禁止コマンドの理解についての確認と新しいコマンドや日常に役立つ基本的なトレーニングの導入を行いました。またお散歩での現状の動きを確認させていただき、次回以降にお散歩時の課題にも取り組んでいきましょう。
チャイムに対しての吠えは、ずいぶん我慢ができるようになっています。この我慢をしているマーク君をシッカリと誉めるようにするとともに、少しでも吠えが出てきた際に明確な対応をお願いします。
前回は実践ができなかったアテンションコマンドとアイコンタクトのトレーニングは、トリーツの出し方で基本的なアイコンタクトの方向を理解させてから、トリーツの位置がどこにあってもアイコンタクトをしないとトリーツを得ることができないという認識を高めるようにして下さい。スマホで画像を撮影する場合も、最初の頃は必ずスマホ側からトリーツが出るようにしてスマホを意識させることでカメラ目線になります。
新しいコマンドの「伏せ」は、最初は誘導でコマンドの姿勢を理解させます。いつまでも誘導で行うとトリーツが関連付けされすぎてしまい、交換条件になりますのでなるべく早めに、コマンドを実行した報酬としてトリーツを与えるように考えてください。その後は、伏せをし続けることに対してトリーツが出てくることを教えていきましょう。今日のレッスン内でも伏せのコマンドを理解できましたので、充分に高い理解力を持ち合わせていることが確認できます。ただ、屋外などの環境刺激が強い場所では集中力が散漫になりますので段階的にトレーニングをしていきましょう。
お散歩は、マーク君が先行気味でお散歩していますので、今後はお散歩のスタイルと考えてながらお散歩内のルール作っていく必要があります。一緒に歩く場合と、自由に臭い嗅ぎをできる場所、自由に運動できる許可など様々なシチュエーションに合わせられるようにトレーニングしていきましょう。
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