今日のウィル君のレッスンは、オビディエンストレーニングの修正と強化トレーニングです。トレーニングを始めて丁度1年が経ちました。アイコンタクトの基礎トレーニング・その場での「Sit」「Down」「Stand」や「Come」「Heel」の基礎トレーニング。CDⅠの課目トレーニングの基礎と精度向上トレーニングで現在はCDⅡの規定課目の導入の段階までステップアップしてきました。
一番難易度の高い脚側行進は、常に精度の向上を目指す為に集中力の高い実行性が求められます。最近の課題は、ウィル君だけではなく指導手の動きにも課題がありますし、CDⅡの規定課目では、先読みや予測をさせない事も重要になります。日頃のトレーニングでのコマンドの出し方や報酬の与え方で本来求められていることではない事を理解してしまい、課題になることもありますので丁寧に進めていきましょう。
今日のレッスンも、復路へのターンの動きに必要なのは、指導手の同調性を引き出すための動きです。基本的に集中していることでアイコンタクトが維持されれば遅れることはなくなりますが、ウィル君の動きの限界を超えた指導手の動きには同調できなくなりますので注意しましょう。
左折の動きに関しても、紐付き脚側行進で同調性の高い動きを目指して紐無しでも安定した動きができるようにしていきましょう。
CDⅡの規定課目である行進中の伏臥と停座の2つの課目の区分も、ウィル君の気分でコマンドを実行するのではなく指導手からのコマンドを確実に実行するように分かりやすくトレーニングをしていきましょう。
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