ルカ君の今日のレッスンは、日常で一番興奮度がMaxになるルナちゃんと会った際のコントロールについて実践トレーニングを行いました。パピー期から遊び相手として存在していますので、ルナちゃんを認識すると無条件で突進します。現在のルカ君の体重は40Kg台となっていますので、急激に引っ張られると飼い主さんはひとたまりもありません。
今までの習慣から、ルナちゃんを見ると飼い主さんの許可を待たずにスイッチがはいりますので、必ず飼い主さんの許可を得てからルナちゃんに挨拶ができるようにルールを決めていきましょう。
ルナちゃんの挑発に乗らず、今までの習慣から飼い主さんを意識させる為に、現在理解しているコマンドの実行性を向上させます。当然ですが、興奮状態では平時と違い実行性は低下しますが、飼い主さんからのシンプルで毅然とした対応で必ず意識できるようになります。
飼い主さんの指示に従いスルー出来た際はシッカリと誉めましょう。このトレーニングで必要なのはリードによるコントロールではなく実行性の高いコマンドです。使用するコマンドは「待て」と「来い」がメインですが、ルカ君の動きや反応を見極めて、どのタイミングでコマンドを出すべきか?の判断は後手にならないようにする事がポイントです。今までは、すべてタイミングが遅いために、ルカ君に行動を起こされてしまっています。
また誉めることが解除になったりトリーツを与えることが解除になるような習慣も改善していく必要がありますので、誉めることやトリーツを得ることができる事と解除の違いを1つ1つのコマンドのトレーニングから身につけていきましょう。
以前からお話ししているようにルカ君の理解力は充分にありますので、どこに目標を置き、どのようにトレーニングを進めていくか?のニンゲン側の判断に一貫性があるように再考してみてください。
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