今日のMike君のレッスンは現状の確認と遊びを通してのコマンドの実行性向上のトレーニングなどです。
大型犬によくある誤飲などの要因には、咥えたモノに対しての執着や物欲の強さから飼い主さんに渡すという行為ができないことがあります。これは、渡してしまうと2度と手に入らない事を学んだり、奪い取られてしまう感覚を与えてしまう事も要因の1つです。単なるボールのレトリーブにしても、ボールに対しての意欲を高めた上でレトリーブを教えていく必要がありますので、トレーニングの段階ではボールを渡す事よりも咥える事を強化します。このバランスを考えてトレーニングをしないと急にボールに対しての執着が高まり出し入れが困難になる場合もありますが、ボールだけに限らす「Off」で咥えているモノを渡せるようにトレーニングをしていきましょう。
前回よりもボールに対しての意欲が高まり引き込む力も強くなりました。反面「Off」に対しても以前よりもスムーズに渡せるようになっています。レトリーブのルールも理解してきていますので、更にバランスを考慮して、単体のモノでも「Off」で口から出せるようにトレーニングをしていきましょう。
「Sit」のコマンドに対しての実行性やその他の基本的なオビディエンスコマンドに対しての実行性も同じことですので、焦らずに丁寧に1つ1つのコマンドの実行性を高めていきましょう。
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