今朝のモモちゃん&レティーちゃんのレッスンはオビディエンストレーニングの課目ごとの修正と強化トレーニングなどです。
モモちゃんの脚側行進に関しての強化トレーニングは指導手の視線や体符を無くしながら且つ自然体の動きになるように進めていただいています。屈折やターンでの指導手からの誘導的な体符を無くしながら自信を持った動きにしていきましょう。モチベーターに対しての意欲が高い分、脚側行進の姿勢の維持も出来てきていますが、時々集中が切れてしまうことがありますので、その瞬間を許さないようにしていきましょう。誉めるタイミングや誉め言葉の意味が違う意味で認識されています。誉め言葉=解除になっていますのでモチベーターを与える時なども含めて正確にコマンドを出して正確に実行させるようにして下さい。当初よりモモちゃんの場合は、意欲が鼻鳴きに出ますが、意欲と興奮は意味が違いますし報酬を与える際には指導手の対応もルーズになりがちです。報酬は与えられるものであり奪い取るものではありませんので、高い意欲の中にも冷静に許可を待つことを様々なシュチエーションで教えて下さい。また、この際のニンゲン側の手の動きには十分に注意してアイコンタクトを誘発するような手の動きはしないようにして下さい。招呼での集中時間もランダムにする必要があります。体感で認識してフライングしますので注意して下さい。伏臥に関しては、コマンドの拒否が見られます。声符を何度も出して何の課目なのか?分らなくなるような動きはさせずに視符を出して1度のコマンドで実行させてください。
レティーちゃんは、脚側停座のポジションの修正から脚側行進のポジションの修正にステップアップをしています。まだこの取り組みを行なって間もない事もあり、まだまだポジションに対しての違和感やストレスを感じているようですが、現在は、この対応を一貫して行い正しいポジションを認識させる必要があります。特にリードを前に回しての通常の脚側行進では、すぐに元の状態に戻りますので注意して下さい。
アイコンタクトで脚側行進ができている瞬間を誉めてもらいたいのですが、この瞬間を、現在は見極められない指導手の観察力不足があります。モモちゃんの時同様に、誉め言葉で行動を誘発したり持ち上げたりするのではなく、正しい行動を持続している事を誉めるように考え方を変えていきましょう。その場での伏臥や立止の際の指導手の動きには、レティーちゃんの集中を欠いたり、次の動きの予測を誘発させる癖がありますので、無意味なチラ見や無意識の指や手の動きをなくして、自然体で立てるようにして下さい。コマンドを出す際に、シッカリとレティーちゃんを見てコマンドを出して、出した後は視線を正面に向ける一連の動きの中でコマンドを実行し姿勢を持続する事を教えていきましょう。
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