今朝のウィル君のレッスンは、前回のレッスンで改善が見られてきた一度のコマンドで脚側停座のポジションに停座する事と脚側行進のスタートからの集中の維持を再確認しながらトレーニングしました。
1度で正しい位置に停座することは理解していますが、指導手の観察力が曖昧になってしまうと、少しくらいズレていても・・・・という感覚が、その後の不安定さに繋がりますので、常に真っ直ぐを意識させましょう。特に脚側行進以外でも、伏臥や立止が1度のコマンドで実行できるのに、脚側停座が斜めにズレているばかりに、真っ直ぐに実行できない結果に結びついてしまうことは、ウィル君の問題ではなく、指導手の判断ミスとなります。暑い環境下では、特に集中力が切れてしまい、いい加減になりやすくなりますので、短い時間でも正しい関連付けを常に意識させるようなトレーニングを目指していきましょう。
脚側行進の1歩目は、かなり安定してきました。少し先行気味に出ますので、脚側行進の距離が延びると、頭1つ分先行してしまう傾向も見られますので、反転ターンなどでポジションを先行しないように意識させることも1つの方法です。現状では、あまり抑制の強い方法での改善は、タイミング的に良くありませんので、まずは現在良くなっている1歩目からの意欲的なスタートを維持しながら距離を延ばせるようにトレーニングをしていきましょう。トレーニング後のボールのレトリーブも、以前は、コマンドの実行性が不安定でしたが、冷静に判断できるようになってきていますので、遊びの中からもコマンドとの関連付けを強化していきましょう。
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