今日のアレックスちゃんのレッスンは、引き続き生活環境の中での飼い主さんの対応やお散歩トレーニングなどです。
▼自発行動を強化しましょう
現在のサークルの中からリビングに出す際の、決まりごと(ルール)の徹底も、冷静に行わないと、興奮のスイッチが入るとジャレ噛みの行動が表れます。また、その際の対応が、ジャレ噛みを更に助長させているようですので、何事も冷静さが大切です。「動的」なアレックスちゃんに対して飼い主さんも「動的」な対応をすると、現在の関係性では、良い結果が出ませんので「静的」な対応で、冷静さと自発行動を促しましょう。
椅子に座った状態でも、横でお座りの姿勢を維持できていたら誉めるようにするなども、日常の生活の中で求められている行動ですので、この姿勢を自発的に行えるようにすることが大切です。
▼お散歩のイニシャチブ
まだ、お散歩では引き癖も強く、瞬間的な反応に対応できていない為に、拾い食いをされてしまっているようですので、お散歩のスタイルを確立させる必要があります。「ゆっくり」のコマンドは、どういう意味なのか?を飼い主さんが理解しないとアレックスちゃんは応えてくれませんので、整理をして正しくフィードバックしましょう。
他の犬とのすれ違いなどの際にも、アテンションで、自分に意識を向けさせるなどの対応を自然にできるようになるように繰り返しトレーニングをして下さい。
▼遊びの中からコマンドを理解させる
何かを咥えると、中々離さないというのも課題のひとつです。レッスン終了間際にも、ビニール袋を咥えて離さず、緊急対応をしましたが、現在の遊びの中からもコマンドを理解させて離させる事は徐々にできるようになっていますので継続してください。
「やめ」のコマンドは、飼い主さんの手は動かさずに、アレックスちゃんが少しずつ咥えている力が少しでも緩んだら誉めて、離すことを促せるようにしてください。
-I speak Dog too!!- with sarada
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