P/L:トナ君。

今日のトナ君のレッスンは、夕方からのお散歩トレーニングと「ハウス」トレーニングの現状の確認などです。

室内と屋外の違い

ご自宅でのヒールポジションのトレーニングなどは特別な刺激がありませんので飼い主さんのコマンドとモチベーターに対する意欲も安定しよいトレーニングができます。しかし、このトレーニングを実際のお散歩に取り入れ活かしていくには、根気強く丁寧に教えていく必要があります。

必要以上に声掛けが多く、コマンドなのか?誉め言葉なのか?声掛けなのか?会話なのか?とても分りにくい音響洪水になっている為に、本来のコマンドとしてトナ君には伝わりづらくなっています。音域や音の強弱を工夫しながら、トナ君に伝わるコマンドの出し方と誉め方を探してみて下さい。理解が進めば充分に一緒に歩ける段階の能力は身についています。

 

「ハウス」のステップアップ

前回までは、ハウスの中に入り伏せをしてとどまる時間を少しずつ延ばす段階のトレーニングを行いました。これにより以前よりも充分にハウスへのイメージが改善され自らハウスの中に入る動きがみられているようです。今回は、今までオープンだった天井部分をクローズにして、入り口部分も、ノレン状態にして、メッシュのドアを自分で通過してハウスの中へ躊躇無く入る事ができるようにステップアップしました。

この状態でも、ストレスなくハウス内で伏せの姿勢の維持ができていましたので、短い時間で完全に入り口のジッパーをクローズして安定していられるかどうかの確認をしました。

これも問題なくクリアできていましたので、開けたり閉めたりを繰り返す中でも「ハウス」のコマンドが出た場合は、ドアの開閉に限らずハウス内にとどまりリラックスできるように少しずつ時間を延ばしていきましょう。

※注意事項
最近の傾向として自らハウスに入る行動は良いのですが、この行動が報酬への要求行動となり吠えたり無闇なテンションのスイッチになりつつあるようですので、自発行動と要求行動をシッカリと見分けて対処できるようにしていきましょう。

 

室内でのルール作り

室内だから自由に行ったり来たりできるような認識を強めると、課題であるお留守番の際も自由を求めて様々な破壊行動や脱走を行うようになります。このような行動に発展させない為にも、日頃の行動や動きの中にも飼い主さんの許可を仰ぐ機会を、あえて設定して意識改革をして下さい。

このゲートは既に、ジャンプもできますし自分で開けて通過することができますが、必ず「待て」で待たせて解除の許可を出さない限り通過できないルールを設定して下さい。この時の注意点は解除のコマンドを出すタイミングを一定にしてトナ君に先読みされないようにランダムな時間設定をしてみましょう。これ以外のも、あまり多くなり過ぎないようにご家族全員が必ず守れるルール作りを考えてトナ君との関係構築に取り入れてみてください。

 


 

 

-I speak Dog too!!- with sarada

 

 

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