P/L:ひすいちゃん&こはくちゃん&だいずちゃん。

初レッスンのひすいちゃんこはくちゃんだいずちゃんは、胴胎の6歳の姉妹です。先週の清水ヶ丘公園のマナー教室に、ひすいちゃんだけが参加し、現在の課題やトレーニングの楽しさを感じていただいたようで、今回は、3頭それぞれに対するコマンドを教え方や使い方などを学んで頂きました。

難易度の高い多頭飼い

1頭を育てるのも難しい飼い主さんも多い中、3頭を育てるには想像以上の苦労もありますが本来の性質を理解して対応すると一定のコントロールはできるようになります。3頭一緒のお散歩も、ビーグルという臭い嗅ぎが大好きな犬種の場合は、それぞれに好きな方向に動く事も多いですし拾い食い等の要因にもなりますので極力、飼い主さんを意識して歩けるように教えておいた方が、お散歩も楽です。これは、多頭飼いだからという事ではなく、1頭だけでも同じことが言えます。そして、トレーニングの際に重要なのは、3頭一緒にトレーニングをするのではなく必ず1頭ずつトレーニングをしてコマンドの理解を深めて下さい。

 

ヒールポジションも、前回のマナー教室で教わったひすいちゃんは、随分距離が延びて飼い主さんへの集中力も高くなってきていますので、報酬の使い方を工夫していきましょう。

今回はじめての、こはくちゃんも上手にポジションにつけるようになりましたが、飛びつき行動が頻繁ですのでトリーツは歩いている時に与えるようにしてタイミングを理解して下さい。

臭い嗅ぎが大好きな、だいずちゃんは中々コントロールが難しいタイプです。少しシャイな面もありますので環境の変化には弱いですから短い距離でヒールポジションを教えましょう。

理解が進むと、臭い嗅ぎよりもヒールポジションを優先できるようになりますので、根気強いトレーニングが必要です。

 

報酬の意味

3頭のアテンションなどの強化の段階は進めなくてはいけませんが、どのようなトレーニングをするにしても「報酬」としてトリーツの意味を飼い主さんが理解をして使いましょう。基礎となる「お座り」の際も、一瞬お座りをして、飛び付いてトリーツを貰うという習慣は望ましくありません。「お座り」は「座り続けること」を理解させましょう。

 

それぞれに目的が違う

3頭それぞれに性質が違いますので学習方法も違いますし、何を学習したのか?も違います。「お座り」のコマンドで一番に素直に従うのは、ひすいちゃんです。環境の馴致が進むと、次にだいずちゃん。しかし、こはくちゃんは中々コマンドに従わずに、立ったままになる事があります。これは、トリーツをもっているかどうか?の確認が先行するからです。根気強く飼い主さんがコマンドを出して、ようやく3頭がお座りできた時に、それぞれがどこを見ているか?で、それぞれの目的がわかります。

右側のひすいちゃんと左側のだいずちゃんはアイコンタクトができていますが、こはくちゃんは飼い主さんの手を見ています。これも、ほんの少しの修正でアイコンタクトの強い3頭になりますので、是非、楽しくトレーニングを続けて下さい。

 


 

 

 

-I speak Dog too!!- with sarada

 

 

 

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