P/L:くう君。

今朝のくう君のレッスンは、前回のレッスンの復習と新しいコマンドのトレーニングです。
前回のレッスンで行った「待て」のトレーニングは、指示を出す飼い主さんに集中が出来ていると5mの距離までは待てるようになってきています。環境刺激が強くなると、臭いの誘惑には、とても弱いようですので、トレーニングをする場合は、環境馴致をしてから行うようにしないと正しいトレーニングが出来なくなります。リードで行動を抑制して意識させてからは、自発的に待てるようにステップアップしていくようにして下さい。しかし、この段階でのステップアップを急ぎ過ぎるのも良くありませんし、くう君が勝手な行動をとると、今までの習慣で飼い主さんはご褒美を出して取引をしてしまう無意識の癖がありますので、このような状況を作らないようにすることも効率の良いトレーニングを目指す上では大切なことです。
呼び戻しに関しては、元々依存心が強いタイプですので、一定の距離間の中からは離脱しないものの「おいで」のコマンドは無視される事が多く、飼い主さんの右手の動きを良く見ています。また気になる臭いがあると、コマンドよりも自分の気持ちを優先していますので、お散歩の中でのコマンドのトレーニングを進めて実行性を向上させて下さい。このトレーニングは、フレキシリードを上手に利用して、フリーの状態からのコマンドに対しての反応を確認し、無視をする選択肢を作らないようにすることが大切です。「待て」とは違い、呼び戻しは飼い主さんが移動せずにくう君が飼い主さんの傍に駆け寄れるように強化していきましょう。
新しいコマンドの「あとへ」は脚側停座のコマンドです。「お座り」とは違い飼い主さんの左側に同じ方向を向いて座るコマンドです。現在は、誘導で形を教えますが、この誘導の期間が長くなると今までと同じように、報酬が無いと動かない条件が固定されていきますので、短い期間で動きが理解できるようになったら、飼い主さんの左の腿をハンドシグナルの意味でポンポンと叩いてから「あとへ」のコマンドを出してくう君が脚側停座に着けるようにトレーニングをしてみてください。
何事も、根気強く行うことが大切ですが、あまり何度も同じことを指示するのも、集中力の低下や効率の悪いトレーニングになりますので、短い時間で効率の良いトレーニングを考えてあげましょう。


 

-I speak Dog too!!- with sarada

 

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