久しぶりのレッスンとなったゲイリー君＆マー君の課題は、今後も取り組まなければいけない「Stay」の精度やアテンションへの反応の強化です。
ここ数ヶ月の中で環境の変化に対してのコマンドの実行性の低下を飼い主さんが感じられる場面が多かったようです。日頃のお散歩コースや行動範囲の中では、一定のコントロールができるようになってきましたが、環境刺激の変化にはとても敏感なのが「犬」という生き物ですので、今後も臆せずに、どんどん経験をさせながら、刺激レベルが高くなった時のコントロールを飼い主さんが習得できるようにしていきましょう。
室内での来客に対しての反応も、2頭に単独でマナーを教えるのではなく、例外なく飼い主さんからのコマンドを習慣化して望ましい行動が自発的に表れるように確立させていきましょう。
雨が長く続き、運動量が減少した事も、課題が表面化する要因ですし健康面でも運動は必要ですので適切な運動量を与えられるようにしていきましょう。
今日のレッスン内でも、今までのコマンドの確認をしましたが、良く理解しています。気候が良くなり犬にとってはトップシーズンですので動きたがりの2頭は、スイッチが入るのも早い傾向が見られます。
これを犬なりの動きに合わせるようなコマンドの出し方をすると、全くコマンドを理解して許可を待つ事をしなくなりますので「Stay」の精度を向上させながら「ONとOFF」のメリハリをハッキリとさせられるように考えて下さい。
お散歩の引きの強さも、少し先行気味の動きが見られますので、歩速を合わせられるようにリトレーニングを進めていきましょう。

-I speak Dog too!!- with sarada