久しぶりのレッスンとなったローキーちゃんは、約1ヶ月のヒートによるトレーニング自粛期間を終え、現在の状況の確認などを行いました。
10ヶ月を過ぎ、今までのパピー期のトレーニングとは違い、若齢期のトレーニングとしてステップアップする必要があります。ヒート期間中は、あまり屋外に出る機会も無く飼い主さんも、少し対応がルーズになってしまった面もあるようで、コマンドの実行性などの低下も見られます。
今後は、今まで理解しているコマンドの再確認やコマンドそのものの精度を向上させるなどのトレーニングをしながら無理のないようにステップアップしていきましょう。
今回のお散歩トレーニングでも、飼い主さんがローキーちゃんの行きたい方向に着いて行く傾向が見られますので、良かれと思い行っている動きが、ローキーちゃんから見ると飼い主さんへの意識を稀薄にしている行為にもなります。にもかかわらず、肝心な時にコマンドが効かないという疑問は、飼い主さん自身が作っている課題に気づいていないという事ですので、実質的なリーダーシップを発揮しながら、単なる散歩ではなく、その動きの中に、コミュニケーションも含めてコマンドの確認やローキーちゃんの意識の方向性を確認して下さい。
カラスやゴミの集積所への接近に対しての対応も分かりやすく対応すると無視できるようになります。
階段の上り下りの際の「待て」のコマンドは、ローキーちゃんの動く速度とコマンドへの反応速度を考慮すると、止まってもらいたいポイントよりも、1m~2m手前でコマンドを出さないと止まる事はできませんので、このコマンドに対しての反応速度を日々、確認する事だけでも成長を把握できます。
月齢と共に、パターン化された飼い主さんのコマンドや動きは、先読みをされ見透かされますので、その分、ワクワク感が低下します。ローキーちゃんの予測を上手に外しながら、ワクワクする魅力的な飼い主さんを目指して下さい。
-I speak Dog too!!- with sarada
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