今日のひのき君のレッスンは、先日のカウンセリング以降の変化や今後のステップアップトレーニングで必要な考え方やコマンドの再確認と、パブリックスペースでのお散歩の実践トレーニングです。

基本となるアテンションコマンドとアイコンタクトの理解が安定していませんので、今一度アテンションコマンドの強化とアイコンタクトの関連付けをトレーニングしました。飼い主さんのトリーツの与え方や与えるタイミング、そして一番重要な「誉める」という表現力を再確認して、正しい判断ができるようにして下さい。どうしても、トリーツを与える事を焦り過ぎてしまい、本来求めなければいけない行動が疎かになりがちです。またコマンドではなく「会話」になっていますので、シンプルにコマンドとしての理解を深めて下さい。

クレートトレーニングに関しては、ご自宅でも積極的に進めて下さい。但し、クレートの中に閉じ込めるのではなく、自発的にクレートの中に入る事を強化するために根気強く進める必要がります。

クレートトレーニングのステップアップもクレートを分解して進める方法もありますので、現在のひのき君のクレートに対しての警戒心などを考慮しながらトレーニングレベルを考えて下さい。

今まで出来なかった「伏せ」のコマンドも初歩段階の誘導の仕方を改善すると「伏せ」の姿勢を維持できるようになります。

「お座り」もそうですが、姿勢を維持する事を理解させていく必要がりますので、トリーツの頻度や与える位置なども工夫する事と、早期に、誘導から報酬のトリーツに切り替えられるようにしていきましょう。

お散歩の実践トレーニングは、週末のショッピングモールで行いました。ひのき君には、初めての経験が多く、飼い主さんからのコマンドも中々実行で来ていませんでしたが、今後も同じようにチャレンジする段階で「お座り」のコマンドに反応できるようになっているか？などの確認の基準になります。

今までの習慣で、ひのき君が先行するお散歩になりがちですので、飼い主さんの左側を余裕を持って歩けるようにトレーニングをしていきましょう。以前のような吠えはないものの、通り過ぎる瞬間に相手の方へ突進する反応が見られますので、シッカリとコントロールをして正しい行動を誉めて強化してください。また友好的な相手との時間を過ごすことも良い経験になりますので、相手との相性を考えて経験値を高めて下さい。

---