今日のヴィオラちゃんのレッスンは、コマンドの実行性について、現状と今後のステップアップを考えるトレーニングを行いました。

コマンドの一定の理解は進んでいますので、いくつかのコマンドは飼い主さんからのコマンドに対しての実行性は出ています。しかし、コマンドを出すシチュエーションで飼い主さんからの声掛けやコマンドの持続性と解除という、いくつかのチェック項目が安定していない事でヴィオラちゃんの先読み行動や、一部のコマンドを無視したり自主解除する傾向が現在のバタバタ感につながっています。

特に大好きなプールなどの大きな刺激が加わる事で、飼い主さんのコマンドは無視される傾向がありますし、適当に合わせる動きをします。どのような刺激が加わっても、飼い主さんのコマンドを優先できるような関係性を求めていかないと、特に大型犬で作業意欲の高いタイプの犬種はコントロールが難しくなります。

伏せのコマンドは実行していますが、視線はプールを向いています。このように、コマンドを実行している場合は、必ず飼い主さんへのアイコンタクトが基本となります。アイコンタクトをしているから、次のコマンドに対して反応できるわけですし、次のコマンドが「ヒール」でも「解除」でも、アイコンタクトが出来ているから始まるし、終われるのです。今一度、この細部にわたる確認と修正に取り組んでいきましょう。

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