今日のオビディエンスグループレッスンに参加されたのは、レティちゃん・ウィル君・アーシャちゃんです。それぞれのペアごとの課題の修正や強化トレーニングを行いました。熱帯夜明けの朝は、真夏の朝を思わせる蒸し暑さでした。少し風はありましたが犬たちには厳しい環境の中、課目ごとの基礎トレーニングを行いました。
レティちゃんは、脚側行進については、基礎トレーニングに戻してシッカリと誉めながら進める必要がありますので指導手の誉めるタイミングやコマンドのタイミングを再確認して進めて下さい。後半の行進中の作業では集中力が低下し、それぞれの姿勢の維持ができない状況も見られました。これからの暑さが続く時期こそ、コマンドを確実に実行させられるように丁寧にトレーニングをしていきましょう。
ウィル君は、屈折の動きの再確認が必要です。このトレーニングは指導手の理解が安定しない限り、ウィル君の動きを課題評価し過ぎる為に改善が進まなくなります。正しい動きが、どういう動きなのか?を冷静に観察してウィル君の気付きを引き出せるようにトレーニングをしてください。正しいトレーニング繰り返し行えば、必ずタイトに曲がれるようになりますが、オリジナルの方法で行うと、膨らみの改善は望めません。伏臥の反応速度も、基礎段階からのステップアップを考えながら進める必要がありますので、現在の反応速度は、どのような影響で速くなっているのか?を再確認して細分化したステップアップをしてください。行進中の作業は、暑さで集中力が低下することで実行性も低下しますのでミスをさせずに成功させるようにして下さい。
アーシャちゃんは、ここ最近の指導手との関わり合いの改善から、コマンドに対しての実行性が以前よりも高くなりつつあります。周りの刺激に対しての反応はあるものの、一気に集中力が低下してしまい、その後のコマンドが入らない状況にはならずに、持ち直せるメンタルが出てきました。今後も、焦らずに丁寧に進めていきましょう。その場の伏臥の反応速度と立止の実行性に関しては、引き続き強化が必要ですし、様々な環境下で同じ事ができるように取り組んでください。
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