カウンセリングでFIELDにお越し頂いたのは、あずきちゃん(シュナプー2歳9ヶ月♀)&そい君(シュナビション11か月♂)です。
あずきちゃんは、パピー期の社会化期の経験が少ない事などもあり、怖がりな面がメンタル的な不安定さとなり音への敏捷性やテリトリー意識の強さに影響を与えているようです。
FIELDのエリアの確認にも充分な時間が必要ですが、一定の時間で視線が上がるようになっていましたし、慣れた瞬間に自己主張の強さも表れ、一気に吠える傾向が強く表れていました。飼い主さんに対しての依存心は強く、第三者への馴致には少し時間を要しますが、繰り返すことで馴致時間の短縮とメンタルの安定性も引き出せますので、飼い主さんの根気強く一貫した対応が求められます。特に吠えに対しての禁止コマンドと吠えない選択への誉めるタイミングや条件を良く理解して対応してあげて下さい。
そい君は、まだ成長期ですので色々な事を短時間で吸収できます。性格も陽気ですし、物怖じしませんので、これからの若齢期から成犬期にかけての学びや経験を楽しく進められるようにしてあげて下さい。
アテンションへの反応の強化やお座りの自発性も、レッスンの時間の中で表れていましたので今後の成長が楽しみです。呼びのコマンドも、今までのようにアテンションで嫌な事との関連付けを着けずに良いイメージで関連付けをする事により反応が明確に変わりますので日頃の生活の中でのアテンションの使い方を工夫して下さい。
アテンションコマンドによるアイコンタクトとお座りの一連の反応を、どのようにすれば良いのか?を飼い主さんが理解する必要がります。
この飼い主さんの理解が犬の成長とリンクしますので、まずは飼い主さんが犬を理解して、現在の課題の要因を確認した上で、改善できるように取り組んでいきましょう。それぞれに、得手不得手がありますので、1頭ずつトレーニングをしていく事を面倒に思わずに、丁寧に対応してあげて下さい。
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