初レッスンの、もなか君（トイプードル2歳♂）の課題は、チャイムや電話の音に対しての吠え・飼い主さんの行動や自分の気に入らない行為に対しての唸りや噛み癖などの改善についてです。

課題としては、とても深刻なように感じますが課題の要因は、飼い主さんの考え方や対応にありますので、改善の為には飼い主さんの対応を変えていく必要があります。

「可愛さ」が先行してしまい、課題を後回しにしてしまったことで、時間の経過と共にもなか君の反応や行動がエスカレートしています。このまま吠えや攻撃性を放置してしまう事は、もなか君にも飼い主さんにも良い結果を生みませんので「可愛い」という事だけで「何でもあり」を習慣化せずに、一定のルールを学ばせるようにしていく必要があります。

このルールを学ばせる為には、まずは飼い主さんがルールを理解し一貫した対応をしない限り、もなか君もルールを守ろうとはしなくなります。またルールを守らせるという強い気持ちだけを押し付けるのではなく、もなか君がルールを理解し正しい行動をとったらシッカリと心から誉めることが必要になります。この「誉める」という行為が、なかなかスムーズに表現できない事も今後の飼い主さんには取り組んでもらわなければいけない事ですので、「なでる」のではなく「誉める」という表現を是非、日常生活に取り入れてみましょう。

今日のレッスンでも、今後行うべきいくつかのルール作りをお話ししましたが、もなか君が理解できるように飼い主さんの努力に期待します。

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