今日のごん太君のレッスンは、お散歩トレーニングです。当初のお散歩コースでの苦手な場所や苦手な音に対しての反応の状況を確認させて頂きながら、引きが強くなるポイントの改善などについて現状の飼い主さんの対応を拝見させて頂きました。
以前よりも飼い主さんを意識して歩ける距離も伸びていますが、興味の対象も多くなり成長と共にパワーも出ていますので、何か興味のあるモノに反応した際の瞬発力に飼い主さんの対応が後手になっているようです。
他の犬にも興味があり、子供やサッカーボールにも興味がある多感な月齢です。他の犬には、特に攻撃的なわけではなく遊びたくて近づきますが、近づき方が激しく飼い主さんが引っ張り回されるような状況ですので、一旦座らせて待たせるように基本的なコマンドをお散歩の中で活用していきましょう。
ステップアップとしては、すれ違いや追い越しができる事を目指しますが、まずは落ち着いて相手の犬をやり過ごすことができるように進めます。シッカリ待てたら誉める事を忘れずに正しい行動を強化していきましょう。
公園でサッカーをしている子供たちに対しての反応は、興味の対象が動くボールにもあり子供にもあります。子供に対して拒否反応を示す犬も多いですし、攻撃的になる犬も多い中、ごん太君は、とても優しく友好的に接することができます。
無条件に開放してはいけませんが、お相手の許可を得ることができる場合は、飼い主さんの指示のもとでコミュニケーションを取れる機会を与えることも大切です。
お散歩そのもののスタイルは、これから確立する時期ですが、あまり目標点を高くし過ぎると飼い主さん自身にも負担になりますし、基準を守らせることに必死になり楽しいお散歩にはなりません。ごん太君の行動や反応を予測しながら、一緒に歩く時間と自由に臭いを嗅げる時間を区別してメリハリのあるお散歩を目指しましょう。何事も飼い主さんの気持ち次第でごん太君の動きが変わります。
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