カウンセリングでお伺いしたのは、プリモ君(豆柴6ヶ月♂)です。若齢期に入り自我が出始める時期ですし今までのトレーニングの成果として、飼い主さんが感じるほどの結果が表れていないようです。
現在、去勢手術後の抜糸までに、もう少し時間が必要ですが術後服やハーネスに対しての違和感も強いようですので、原因を1つずつ排除していきながら何が必要で何が不必要なのか?を確認し、プリモ君が理解しやすい環境の整備と対応を考えていきましょう。
成長段階における乳歯から永久歯への抜けかわりなどもスムーズに進んでいないようですので、口腔内に違和感があり常に口の中を気にしているようです。結果的にストレスとなりジャレ噛みが強くなる要因にもなりますので現状を再確認してに身体的にも精神的にもストレスを最小限にできるようにしていきましょう。また飼育環境の整備として、床が非常に滑りやすい環境です。日頃の運動量が少ない事で充分な筋肉の成長も感じられませんので暑さを考量しながら最低限の運動を与えながら健全な成長を促せるようにしていきましょう。
コマンドのトレーニングに関しては、トレーニングの方法で理解の進み方も変わりますが、まずは冷静に飼い主さんに集中が出来る環境づくりと健康面を整えてから取り組んでいきましょう。
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