今日のクゥ君のレッスンは、室内でのコマンドトレーニングです。現段階で理解しているコマンドの精度や実行性を向上させる為には、どうすべきか?や新しいコマンドの導入の際の誘導とステップアップの方法などを確認して頂きながら実践トレーニングの中からご理解頂きました。
ゲージからリビングに出す際の一連の流れの動きの中で飼い主さんのハンドシグナルやアクションを少しずつ小さくしていきながら、ルールの中でシッカリとコントロールする事を継続していきましょう。「Sit」のコマンドへの反応は、以前よりも良くなっていますのでアイコンタクトをする段階まで気持ちを切らさずに実行させてください。
理解しているのに、今までのトレーニングの方法がルアーが多かったことで、トリーツを引き出すために、あえて動かないという選択をしている傾向も見られますので、その判断に飼い主さんが反応しないようにして実質的なリーダーシップをとれるようにして下さい。
前回のレッスンで行った「ベッド」のコマンドに関しては、まだ手の動きを追う傾向がありますが段階的なトレーニングをすることですぐにコマンドを理解してくれます。
「ベッド」に乗ったら「Down」をするように関連付けて教えていきましょう。飼い主さんの誉めるタイミングも以前よりも良くなっています。クゥ君との知恵比べですので負けないようにして下さい。
今日は、テーブルへの飛びつきなども見られることから、食餌の際に「アンダー」で飼い主さんの足元で待機できるようにすることを目標に基礎トレーニングです。
まずは、ソファーで左右のどちらからでも「アンダー」の姿勢に入れるようにトレーニングをします。この際のトリーツの頻度も徐々に間隔を広げながら誉める事を多くしていきましょう。「ヒヤー」で指示された場所へ移動する流れも理解させ、自主解除をさせないようにトレーニングをしてください。
本来の目標のイスの下への「アンダー」は、まだ少し安定していませんが、ソファーで強化してステップアップしてみて下さい。
「ヒール」のコマンドの正しいポジションの理解は、飼い主さんの誘導の仕方で大きく変わります。現段階は、まだルアーでも構いませんが、ハンドシグナルにステップアップできるように早目に移行してください。
手を追いかけずに、アイコンタクトは基本となりますので、手の位置をずらすなどしてアイコンタクトの意識が出てくるかどうか?を確認してみて下さい。
現在はコマンドが英語と日本語のバイリンガルになっていますが、今後のステップアップを考えると英語のみのコマンドに統一して対応していくようにしてみましょう。
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