今日のたんぽぽちゃん&大和君のレッスンは、それぞれの課題とステップアップへの取り組みです。
大和君は、「ハウス」のコマンドの強化と今後のトレーニングの進め方などについてレクチャーと実践トレーニングを行いました。
「ハウス」のコマンドの対しては、まだ取引の意識が強く、トリーツの誘導を待っています。「ハウス」のイメージを高める事とコマンドの実行後にトリーツを与えられるようにタイミングを覚えましょう。
オビディエンスのコマンドに関しては、「Heel」「伏せ」「立って」のコマンドの理解を深めるために基本的な動きのトレーニングを行っています。このトレーニングにおいても、あまり必要以上にトリーツでのルアートレーニングのバランスが強くなると、コマンドの実行性にも影響を及ぼしますので、慎重な中にも確実にコマンドを実行させてシッカリ誉めれるようにしていきましょう。
トレーニングのたびに、コマンドの理解は進んでいますが、トリーツとハンドシグナルの頻度は落としながらも、正しい動きを引き出せるようにスピード感のある対応をしてください。
「待て」のトレーニングは、環境刺激が高くなると中々できませんので、FIELD内での一定の環境下での「待て」の強化トレーニングは大切です。
「座って待つ」「伏せて待つ」「伏せている周りを周りヒールポジション」という3つの条件での「待て」のトレーニングを行いました。以前よりも離れている飼い主さんを見続ける事も出来ていますし、10秒以上の時間も待てるようになっています。離れる際に背を向けて離れたり、向かい合ってからしゃがんだりする刺激にも反応せずに待てるようになっていますので、今後もシッカリと継続していきましょう。
たんぽぽちゃんは、CDⅠの課目トレーニングが中心です。脚側行進のターンの膨らみの改善なども行いながら、タイトに同調できるようにステップアップしていきましょう。
脚側停座の位置が、まだ少し斜めになることが多く見られますので1度のコマンドで正しい位置を目指していきましょう。脚側行進のスタートは、とても良くなっています。屈折の際に、周りの環境刺激に反応してしまい姿勢が崩れてしまう事もありますので臭い嗅ぎなども含めて余所見がないようにしていきましょう。
復路へのターンの膨らみの改善についてですが、タイトに回り込めるようにするためにも、指導手へのアイコンタクトが非常に大切です。
特に3枚目の動きの際にアイコンタクトが出来ていない事が多く、その結果膨らむようになりますので、繰り返しタイトなターンのトレーニングはしてみて下さい。但し、集中力が維持できている状態で行わないと良いトレーニングには結びつきませんので注意しましょう。
その場での伏臥と立止については、脚側停座の精度の向上で伏臥は真っすぐになっています。立止は、後ろ足始動での立止をトレーニングをしていますが、現状のたんぽぽちゃんの意識は、まだまだ前足です。この意識を変えるために、トレーニングの方法を工夫して進めてみて下さい。
この記事へのコメントはありません。