今朝の獅子君のレッスンは現状の確認と前回までのレッスン以降の成長と今後のステップアップに向けての改善についての実践トレーニングです。
呼び戻しに対しての反応と正面停座に関しては、以前よりも反応が改善されコマンドへの優先のバランスが高くなってきています。今後は環境刺激の高い状況下でもコマンドを優先できるようにトレーニングをしていきましょう。
通常のリードからロングリードに切り替える際も、シッカリと飼い主さんにアイコンタクトができていることは飼い主さんへの意識が高まっている事と、解除のコマンドを理解してきている証拠です。今後も、この集中力とアイコンタクトを大切にしていきましょう。早朝でも30℃近くの都内では、運動が過多になると健康には逆効果になりますので適切なタイミングでクールダウンをさせるようにして下さい。
誘惑刺激の中での呼び戻しに関しては、いつものお散歩仲間との遊びを活用しながらでもトレーニングが可能です。どこまでやりきれるか?は飼い主さん次第です。平時のコマンドの声の強さを、あまり強くしない習慣にすることも刺激が強くなった際のコマンドを出す強さに影響しますので工夫してみましょう。
「アンダー」のコマンドは、狭い場所にくぐるのが苦手でも、段階的にステップアップすると理解は深まり拒絶しなくなります。マナートレーニングの1つのコマンドとして活用できるようにトレーニングをしてください。
お散歩の引き癖についてですが、臭い嗅ぎをさせて良い時間や場所と臭い嗅ぎをさせないで飼い主さんと一緒に歩調を合わせて歩く時間や場所を飼い主さんのタイミングで決めてお散歩をしていきましょう。獅子君が臭いを嗅ぎたがるから臭い嗅ぎをさせるような対応をしていると、いつまでも飼い主さんのイニシアティブはとれませんので飼い主さんのタイミングがとても重要です。
都会では、特に制限される環境が多いですから、飼い主さんのコマンドを優先して、コマンドに従える心を持ったパートナーに育てていきましょう。
この記事へのコメントはありません。