今日のハル君のレッスンは、飼い主さんとハル君の関係性の中でコマンドに対しての認識や実行性が、どの程度なのか?や飼い主さんのハル君に対してのコマンドの出し方や指示の出し方の改善点について実践トレーニングを行いました。
現状の飼い主さんへのハル君の反応は決して良い状態とは言えません。その要因は飼い主さんのハル君に対してのコマンドの出し方や声掛けなどにもあります。コマンドはシッカリと分かり易く伝えなければいけないのですが、会話のようなコマンドを出しますのでハル君には中々伝わらないようです。
アテンションとアイコンタクトにしても、トレーニングを進めるうえでの基礎ですので、名前を呼んで目を見てくれない状態では、次のコマンドを出すことができなくなります。ハル君自身は、シッカリと飼い主さん側が対応してくれれば応えてくれる能力は持ち合わせていますので、飼い主さんが犬を飼う上での知識と技術を習得し、ハル君を擬人化せずにシンプルに理解できる飼い主さんになりましょう。
「ついて」のコマンドも飼い主さんの対応がハル君に伝わるとアイコンタクトをして同調性の高い歩行が可能になります。コマンドは飼い主さんからのお願いではありませんので、ちゃんと伝えることができるようにし、できていることはシッカリと誉めれる飼い主さんになりましょう。
他の犬に対してのアグレッシブな反応の改善についても、現状の基礎トレーニングをベースとして進めなければ飼い主さんのコマンドに従う気持ちを育むことはできません。
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