今日は、ララちゃん(ラブラドゥードル4ヶ月♀)と甜甜ちゃん(Mix7歳♀)の
カウンセリングにお伺いいたしました。
当初は、4ヶ月のララちゃんの基本的なトレーニングと要求吠えの改善やお散歩などの課題への取り組みなどのお話でしたが、先住犬である甜甜ちゃんのテリトリーの主張による吠えも、実は大きな課題のようでした。またララちゃんの要求吠えも、この時期らではなのテンションの高さと、甜甜ちゃんとの遊びの中からの興奮による要因もありますが、甜甜ちゃんの吠え癖の影響も関係しているようでした。
現在の理解しているコマンドや、飼い主さんの2頭への接し方とコマンドの出し方などを実践して頂きながら、改善すべき点をアドバイスさせて頂きながら、今後予想されるであろう変化などに対しての対処についても後手にならないように観察力を高めて頂く事をお願いいたします。
今までのコマンドの出し方は、犬の目線の高さに飼い主さんの視線を下げて行い、トリーツを我慢する事を「待て」というトレーニングとして認識されていたようです。しかし、本来の「待て」との違いをご理解頂き、「待て」のトレーニングは今後のステップアップでトレーニングをしていくようにして下さい。
アテンションコマンドとアイコンタクトを関連付け、飼い主さんの視線上に犬のアイコンタクトの視線が重なるようにトレーニングをします。
ここで重要な犬の顔の向きや飼い主さんのトリーツを持った手の動き方は、とても大切です。安易に行わずに、正しく与えるようにしましょう。またトリーツを持つ手を下に下げてもアイコンタクトができるようにステップをして下さい。
ご自宅付近を通る犬の気配や気になる音には敏感に反応し、吠えが中々止められない状態でしたので、今日は禁止コマンドの理解をさせるトレーニングを行いました。このトレーニングで最も大切なのは、甜甜ちゃんが自発的に「吠えない」という選択をした時の飼い主さんの誉めるタイミングです。心から誉めてあげましょう。
まだまだ沢山の事に興味のある月齢です。そして急激に心も身体も成長する月齢でもあります。 環境が整っていることもあり、十分な運動と社会化も促進されています。 注意深く変化を見極めながら、良い関係を構築できるように1対1の時間を作り、甜甜ちゃんとの依存が強くならないように注意をして下さい。
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