今朝のパコ君のレッスンは、最近のトレーニングの状況を見させて頂きながらチェックしなければいけないポイントや改善点、または改善できた事や変化し成長した点など確認です。
一時期の、飼い主さんからのコマンドを無視したり、飼い主さんを意識しない行動は、かなり減少してきており、逆に飼い主さんへのアイコンタクトがとても多くなり維持できるようになってきていました。今朝は気温が高く湿度も高い中でのトレーニングでしたので、あまり負荷がかからないように休憩を挟みながらのレッスンでしたが、コマンドの解除後も、自発的に飼い主さんを見上げている姿勢も見られましたし、その行動に飼い主さんが気づく事ができるという事が、もっとも重要ですし成長した点です。この何気ない、犬の反応に気づくか?気づかないか?が今後のステップアップに大きく影響しますので、第三者と会話が弾んでも、必ず犬の挙動を良く観察して、ニンゲン同士の会話よりも犬とのコミュニケーションを優先しましょう。
現在日常行っているトレーニングも少しパターン化しているようです。パターン化は、マンネリを生みワクワク感が減少しますので、無理のない程度にバリエーションを増やして、連続コマンドのトレーニングをしてみて下さい。「待て」もそうですが、「おいで」の呼び戻しも、誘惑刺激のレベルが高くなると実行性が低下します。
新しい環境を沢山経験させる事は大切ですが、環境の変化に伴い実行性が安定しない場合は、トレーニングレベルを、あまり高めずに実行性の安定性を優先してトレーニングを考えていきましょう。芝生は、臭いや誘惑が沢山ですので、地質を変更するという事もトレーニングを考える場合は、必要なことにもなります。
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