今朝のウィル君のレッスンは、オビディエンスの基礎トレーニングです。ここ最近の課題である脚側行進のスタートのアイコンタクトの強化は以前よりも改善され一時の低調だった動きから成長が見られるようになりました。
高温多湿の中でのレッスンですから集中力を持続させることは難しいですが、今日のレッスンは終始意欲的で良い脚側行進のスタートが切れていました。距離を延ばすと、少し先行気味になりますので、脚側停座で一旦停止させると停座位置が前へズレてしまいます。このズレを無くしていきながら正しいポジションでの脚側行進を認識させていくようにしましょう。また指導手の脚側行進の際の視線の位置も、ウィル君を見続けずに2mほど前を見る感じの視線にしながら脚側行進ができるようにしていきましょう。これは、伏臥と立止の際の視線の違いと同じです。常にウィル君とアイコンタクトをしている状態ではなくウィル君だけが指導手にアイコンタクトをしている姿勢を作るようにしていくためのトレーニングをしていきましょう。
脚側停座に関しては、ウィル君の理解は、既に完璧ですが、指導手が色々と動いたり指示を出しすぎるので遊びになります。冷静に「ヒール」のコマンドのみで余計な動きはしないで正しいポジショニングができた時だけ誉めてトリーツを与えましょう。また、このトレーニングでは、ウィル君がポジショニングしやすい位置に指導手が動くのではなく、ポジショニングしづらい位置に立ちコマンドを出すことでウィル君の理解力が確認できます。
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