今日のアレックスちゃんのレッスンは、前回のレッスン以降の状況の確認と基本的なコマンドのトレーニングについてのレクチャーと実践トレーニングです。
環境整備の確認
前回のレッスンで改善をお願いした環境の整備に関してですが、私からのアドバイスと飼い主さんの理解が少しズレていた点もありますので、再度確認して頂き、課題が日常の流れの中に頻繁に出現しないようにしていきましょう。ゲージの決められたスペースではなく生活を共にしていく事を目標にするのであれば、まずは飼い主さんの犬を飼う上での知識と生活のルールを理解した上でアレックスちゃんのフィードバックする必要があります。
ボールなどのおもちゃは、要求行動の切っ掛けを作らせない意味でも、飼い主さんが主導権を握った上でお庭で遊ばせる事でコミュニケーションを深める事にもなりますし、咥えたモノを出さないという課題への取り組みにもなります。
お散歩のスタイル
強い引き癖と拾い食いの課題に対しては、飼い主さんの横で楽しく歩けるように「ヒール」のコマンドを教えながらお散歩を楽しみましょう。ご家族の誰がリードを持っても同じような動きになるように、それぞれがトレーニングをする必要があります。
まだコマンドの出し方や誉め方やトリーツの与え方などの飼い主さんの動きが安定していませんのでアレックスちゃんの動きもぎこちないですが日々のお散歩で繰り返すことで安定してきます。
とにかく、現段階で必要なのは飼い主さんの表現力ですので、恥かしがらずにアレックスちゃんに気持ちが伝わる誉め方やコマンドの出し方に勤めてください。
基本コマンドの理解を進める
「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」の基本的な4つのコマンドの意味を飼い主さんが理解し、同時にそれぞれのコマンドを教える方法も理解しながらトレーニングをしていきましょう。
アテンションコマンドとアイコンタクトのベースのトレーニングの強化は欠かせませんので、それぞれのコマンドが出ている際には、必ずアイコンタクトをしていることを確認してください。屋外の刺激レベルが高い環境では、中々コマンドの実行性は安定しませんが、これも繰り返しのトレーニングで克服できます。理解力の高いアレックスちゃんですので、飼い主さんの理解が追い越されないように是非、頑張ってください。
-I speak Dog too!!- with sarada
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