今日のこはくちゃんのレッスンは、前回のレッスンの復習と新しいコマンドのトレーニングなどです。
アイコンタクト
最初のレッスンで一番改善が進んだのがアイコンタクトでした。ひすいちゃん・だいずちゃんとの3頭の中でも一番アイコンタクトが強くなったこはくちゃんですが、トリーツに対しての意欲が高い為に、安易にトリーツを多用し過ぎるとアイコンタクトではなくハンドコンタクトが強くなりますので、その修正を行いました。
あえてトリーツを両手に握り、飼い主さんの手ではなくアイコンタクトを選択できたらトリーツを与えます。どちらから与えるのか?アイコンタクトの瞬間から持続まで上手にステップアップしていきましょう。
「待て」と「呼び戻し」
こはくちゃんの「待て」に関しては、アイコンタクトや飼い主さんへの集中力が高くなった事で、距離や時間も延びてきています。また周りの環境刺激もトレーニングの難易度に影響しますので状況を考慮して行って下さい。
距離や時間を延ばす場合の飼い主さんからの誉め言葉の掛けかたやタイミングは、少しテクニックが必要になります。この際に、重要なのは飼い主さんへの集中力ですので、最初のトレーニングのアイコンタクトと集中力を常に確認しておきましょう。
それぞれのコマンドの理解度を高め精度を上げていく為には、「待て」と「呼び戻しは」セットで教えずにそれぞれのコマンドを分りやすく教えましょう。
呼び戻しに関しても、意欲的で反応が安定していますので、今後は戻ってきたら必ず「お座り」で行動を止めるようにしていきましょう。
ヒールポジション
3頭でのお散歩に課題があったことから、お散歩を飼い主さんを意識して歩けるように「ヒール」のコマンドを教えてきていますが、今回は飼い主さんの左の横にお座りをさせる為のヒールポジションです。
ここで大切なのは、動きと最終的なポジションを教える上での飼い主さんの誘導の仕方です。コンパクトで且つこはくちゃんの体全体がターンしてヒールポジションに移行できるように練習をしてみて下さい。
伏せ
3頭共に、今まで教えていなかった「伏せ」ですが、これもヒールポジションと同じように誘導しながら根気強く正しい行動を教えていきましょう。
個体差がありますが、一気に伏せの姿勢にはならない場合が多いですから、少しずつ伏せの姿勢に移行させるポイントの動きを観察しながら進めて下さい。レッスン中に、ある程度の姿勢にまでは移行できていますので落ち着いてできる室内で、必ず1頭ずつ行って下さい。
-I speak Dog too!!- with sarada
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