初レッスンのここちゃん(ビーグル2ヶ月♀)はパピー期全般のトレーニングと共に、初めて犬を飼う飼い主さんが今後、ここちゃんと生活を共にする上で身につけておいて頂きたい知識やテクニックについてのレクチャーと実践トレーニングを行いました。とても表現力が豊かですし順応性も高いようです。音に対しての敏感な部分は、今後の成長過程で確認していきましょう。
犬生で最も大切な時間
3ヶ月までの社会化のゴールデンタイムと言えるほど、犬生の中で最も大切な時期ですので1日1日の成長を楽しみながらも行動や反応の違いを観察しながら苦手な事を多くしないように育てていく必要があります。社会化をどのように進めていくのか?を、その仔の個性を見極めて行わないとヒトククリには出来ませんので丁寧に進めていきましょう。特に屋外の初見のモノ・音・臭い・気温・湿度・地面の質感・初めての第三者など様々な環境刺激に対して良い経験を積み重ねることが大切です。
飼い主さんからの声がけは将来、コマンドへの反応にもつながりますし、「ここ」という名前のアテンションを確実に認識させていく事も大切です。同時に誉め言葉も食事の時間などを利用して理解を深めていきましょう。
トイレトレーニングと甘噛み
この時期の代表的なトレーニングの課題となるトイレトレーニングと甘噛みへの対処ですが、トイレに関しては成功事例の積み重ねが主体となりますのでチェックシートを作成して頂き、1日のリズムを把握した上で、コマンドの関連付けを含めたトレーニングの組み立てをしていきましょう。失敗した際の対処に悩まれる方も多いのですが、至ってシンプルに事務的に対応していかないと、ここちゃんのペースに巻き込まれます。
甘噛みに対しては、噛んでよいものを与えて引っ張りっこなどで遊び、ストレスを発散させると共に飼い主さんへのワクワク感を構築していくようにして下さい。その為にも、おもちゃの出しっぱなしはせずにタイミングを見計らいながら遊ぶ事も大切です。この時期に、あまりジャレ噛みに対して敏感になりすぎて、必要以上に手を追いかける癖を作ったり、叱ったりすることは避けましょう。
「くう・ねる・あそぶ」が仕事
この時期はゆっくりですが、時間の経過速度は人間の数倍です。沢山の事を吸収し刺激の中にさらされ、小さな頭の中で整理が進む為にも睡眠は、とても重要です。食欲も旺盛ですし、遊びにも好奇心旺盛です。沢山食べて、沢山遊んで、沢山寝てすくすくと育てていきましょう。
-I speak Dog too!!- with sarada
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