前夜からの春の嵐が過ぎ去った後にはポカポカの春の陽気に包まれ
「with sarada Lodging training in MONTANA」をペンションMONTANAさんにてを開催いたしました。
参加頂いたのは、初参加のマル君とローキーちゃん・空ちゃん&ウークちゃん・ブルース君&リンゴスターちゃん・モコちゃん&プーちゃん・ピッピちゃん&クイールちゃんの6組10頭です。
午前中は、初参加のマル君の課題や他の犬への反応などを確認し、経験豊富なペアも新しいメンバーとの距離間などを飼い主さんが理解しながらコミュニケーションタイムを過して頂きました。マル君のクレートトレーニングの基礎やコマンドの強化トレーニングなどを行い、ステップアップチームは、オビディエンストレーニングやコマンドの基本的なトレーニングなどを行いました。午後からは、難易度の高いオビディエンスゲームでのタイムトライアルを楽しんで頂きました。
2日目は、テラス席を利用してのノーズワークで、ナチュラルアラートの再確認や、ご自分のペアの特性や成長過程などを確認して頂き1泊2日のレッスンを終了いたしました。
クレートからの出し入れ
もうすぐ7ヶ月となるマル君は、初めてのドックランでの他の犬との接触や初めての環境での飼い主さんとの時間です。クレートのドアの開閉で、マル君が勝手に出ないようにルールを理解させておく事が大切です。また車から降ろす際には、抱き上げて飛び下ろさせないように注意して下さい。他の犬とのコミュニケーションは、最初は少し低姿勢でしたが、馴れると少しお調子者になる場面も見られますので飼い主さんのコントロールが必要になります。その為にも、基本的なコマンドの理解力と実行性を身につけさせましょう。これからの成長と共に、少しずつ我の強さも出てきますので適切な対応も必要です。
コミュニケーションからボディーランゲージを見る。
単に追いかけっをしたり遊びを仕掛けたりする行動にも、それぞれの犬の特性や意思表示が見られます。頭の位置やシッポの振り、背中の毛の立ち方、耳の向き、鼻の位置、足の動き、体全体の向きなど様々ですので、自分の犬だけではなく他の犬を見ることも大切です。
誘惑に負けないコマンドの実行性
今回のオビディエンスゲームでのタイムトライアルは、沢山の誘惑刺激が多い中での「待て」「来い」「スラローム」「座れ」「伏せ」など様々なコマンドを実行しながらスタートからゴールまでは50mという高度なトライアルでした。
どうしても誘惑に左右されてしまうペアもいましたが、全体的に成長が見られ、飼い主さんの適切なコマンドの使い方も目立ちました。また現在の犬のメンタルをゲームの中でも冷静に判断できるようになると普段の生活の中での咄嗟の対応にも効果を表しますので、ゲーム感覚だけではなく色々な面から行動を観察しましょう。
オビディエンストレーニング
環境が変化しても普段のトレーニングの成果が表われるかどうか?は、トレーニングを進める上で重要なポイントです。犬は環境(場所や時間)・タイミング・パターンで学習しますので、いつもの時間でいつもの公園や場所、いつもの飼い主さんの声のトーン・飼い主さんの安定した精神状態などの、いくつかの条件下で、その条件で学んでいる行動のパフォーマンスを発揮します。しかし、本来のトレーニングの意味は、どんな場所でも、いつもと同じ事ができるように進めていく事を目指していますので何度か来ているモンターニャとは言え、ドックランには、色々な臭いもありますし遊んだ後の集中力の持続は中々難しい条件です。
周りの刺激に左右されずに集中力の高いヒールポジションの維持は、とても高度なトレーニングです。また、飼い主さんが居なくなっても待てるように少しずつ時間を延ばしたり、多頭飼いのペアには、必ず1頭を待機させて、もう1頭をトレーニングをできるように実践をして頂きました。
観察力を高めることで、今以上に犬への気持ちも増しますし、犬からの気持ちも良く理解できるようになりますので、日頃のトレーニングに積極的に取り入れてみてください。
次回のwith sarada Lodging training in MONTANAは、
6月18日(月)開催予定です。
暑い時期に涼しい環境で遊んだり・泳いだり・トレーニングをしたり・ワイワイおしゃべりをしたりして楽しみましょう。皆さんのご参加を心よりお待ちしてい下ります。
-I speak Dog too!!- with sarada
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