今朝のオビディエンスグループレッスンに参加されたのは、レティーちゃん・ブルース君&リンゴスターちゃんの2組3頭です。 小雨の降る中でのレッスンでしたが、環境の変化があっても普段と同じように動けるようにする意味もありますので無理のないような状況を設定しながらペアごとにトレーニングを進めさせて頂きました。
リンゴスターちゃんは、課題の遅れも改善されてきましたし、脚側行進の動きにも集中力が高くなってきました。雨の為に、レインコートを着用してのレッスンでしたが、普段の状態よりも体の向きや動きが指導手には分りやすく見えていました。特に脚側停座のポジションの精度を確認する際や伏臥の方向性を確認しやすくなっていました。紐なし脚側行進も紐付きと同様レベルでの脚側行進ができていましたので現状を維持していきましょう。招呼はフライング気味の動きが出ていました。修正をして「待て」の意識を強化していきましょう。
レティーちゃんは、犬種的に寒さにも弱いことから、雨の当たらない場所を選択してのトレーニングを行いました。直線でも脚側行進の一連の動きを取り入れながら動きの確認ができます。また、今回は途中での報酬に頼らずにポイントで誉めることを重視して行い、指導手の誉め方やコマンドの出し方などのトレーニングにもなったようです。自信を持ってコマンドを出すのと、不安定な気持ちでコマンドを出すのでは、レティーちゃんへの伝わり方も違いますので今後のトレーニングのステップアップに取り入れていきましょう。その場での伏臥と立止のバランスが、伏臥への意識の方が強くなっていますので、コマンドを先読みせずに指導手からのコマンドをシッカリ理解して実行できるようにトレーニングをして下さい。
ブルース君は、CDⅠの一連の課目の動きを脚側行進から進めました。指導手の不安から、誉めるというよりも声をかけて進もうとする傾向がありますので、あえて声がけをしないでポイントのみで誉めるように切り替えてトレーニングを行いました。途中で、集中が切れてしまう場面もありましたが、持ち直して再度脚側行進に戻れるようになっていますので、確実に1歩ずつステップアップしていけるように考えて下さい。伏臥のコマンドは、すぐに動いてしまっていましたので伏臥で静止できるようにトレーニングをして下さい。また脚側停座へスムーズにポジショニングできるようにトレーニングして下さい。
この記事へのコメントはありません。