カウンセリングでお伺いしたのは、すももちゃん(Mix6歳1か月♀)です。保護犬として迎え入れられて現状の課題や今後の育て方などについてのレクチャーと基礎トレーニングを行いました。
過去の経緯を考えた場合は、様々なモノに対しての経験値が少ない事もあり怖がりな性質になりがちですが、とても人懐っこく初めての人にも甘えられる性質がすももちゃんの特徴です。この性質は、これからの犬生にとっては、とてもプラス要素ですので、大切にしていきましょう。
反面、人に対しての依存が強くなりお留守番中の要求吠えなどの課題があるようですので、過去の経験を探りながら、より良い方向性を見出してあげることが必要です。
クレートトレーニングなども、早急に進めてしまうと過去の経験などから、拒否感が強くなる場合がありますので、トレーニングを進める上でのアプローチと結果の関連付けを考えながら進めてみて下さい。
過去のアテンションコマンドとは違うアテンションコマンドが「すもも」ですので、新たな名前をシッカリ教える為に、アテンションとアイコンタクトの強化を日々進めて下さい。
食べ物に対しての意欲は、とても高いですのでノーズワークなどのトレーニングで社会性を高める事もお薦めします。半面、自分の好きなモノに対しての所有欲が強く出ているようですので環境の整備やルール作りも含めて要観察です。
これからの犬生が楽しく充実した時間を過ごせるように飼い主さんとしての責任も再確認しながら育ててあげて下さい。
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