カウンセリングでFIELDにお越し頂いたのは、ティム君（ゴールデンレトリーバー&アイリッシュセッターmix4カ月半♂)です。課題は、興奮しながらのジャレ噛み・飛びつき、お散歩中の引き癖・拾い食いなどです。飼い主さんも犬を飼われるのが初めての言う事もあり、今回はご家族で今後のティム君との関係性を深めるために行わなけrばいけない事や現在の課題に対しての対処と将来予測についてのレクチャーをさせて頂きました。また基本的なトレーニングの仕方などについては簡単な実践トレーニングを行いました。

「お座り」「伏せ」は、良く理解できていますので、少しずつステップアップをしてトリーツの有無にかかわらずに実行できるようにしていきましょう。現在の月齢に合わせて、あまり長時間にならないようにしながら楽しく進めるとすぐに覚えます。

アテンションに対しての反応が弱く、アイコンタクトとの関連付けが安定していませんでしたので、今日のレッスンでは、飼い主さんへのアイコンタクトを強化できるようにご家族でトレーニングをして頂きました。

現在の課題のほぼ全ては、この月齢期に出現しやすい課題ですが、要因は運動不足によるエネルギーの発散先が課題につながっています。ゴールデンレトリバーとアイリッシュセッターという、どちらも猟犬系の犬種を親に持つ性質ですので、アクティブでエネルギッシュですので、それに見合う運動量を提供してあげる事も飼い主さんとしての役割です。判断力・理解力も高く将来が楽しみです。とても人懐っこく好奇心も旺盛ですので、明るい性格のティム君の良い面を更に伸ばしてあげるようにしていきましょう。

お散歩に関しては、これから若齢期に入り♂犬としての成長と共に臭いに対しての反応も強くなりますので、今までのように自由に散歩をさせていると益々引きが強くなります。飼い主さんがイニシアティブを握った散歩に切り替えながらも、飼い主さんを意識して歩けるようにトレーニングをし、飼い主さんのコントロール下で動けるようにしていきましょう。またロングリードを使って一定の自由運動を行う事も取り入れて下さい。ドッグランでの貸し切りで自由運動は一番の報酬になりますし、レトリーブを教える事で飼い主さんとのコミュニケーションも生まれます。

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