今朝のオビディエンスグループレッスンに参加されたのは、レティちゃん・アメリちゃん・江真ちゃん・アーシャちゃん・ウィル君です。ペアごと課題の確認やトレーニングを進める上での改善点についてのレクチャーと実践トレーニングを行いました。
レティちゃんは、明日の競技会への調整トレーニングです。風が冷たく芝生も濡れている事で伏臥の際の浮が少し出ましたが、全体的にはバランスが良くなっていますので、リラックスして臨みましょう。
アメリちゃんは、前回よりも脚側行進の集中が高くなってきています。風が強い状況や雨上がりで臭いが沸き立つ状況では、まだ誘惑刺激に対しての優先が目立ちますので、この優先順位がコマンドになるとアメリちゃん本来の能力が引き出すことができますので一貫した対応に取り組んでください。課目全体の理解や動きは、良くなりつつあります。
江真ちゃんは、周りの誘惑刺激に対しての反応の方が指導手のコマンドを遥かに上回っている為に、多少のリードの指示では指導手に集中が出来なくなっています。以前にも指摘させて頂いた通り、日常の過ごし方や日常のルール作りが誘惑刺激を無視する事にもつながり、結果的に飼い主さんである指導手のコマンドを優先できるようになります。課目の動きは、以前よりも理解が深まっていますので、指導手への集中が安定すると今後も期待できますので、どのように改善すべきか?を再考して取り組んでいきましょう。
アーシャちゃんは、脚側行進の動きは前回よりも指導手への集中が出来るようになっていますが、現段階では、前回のレッスンで行った1歩目からのステップアップを日頃のトレーニングに取り入れて安定させましょう。脚側停座の理解が、進んでいませんので、基礎に戻し「アト」のコマンドで脚側停座に停座できるまでの段階的なトレーニングを指導手が理解してステップアップを早めずに行うようにしていきましょう。あくまでもアーシャちゃんの理解度を確認して進めなければステップアップになりませんし同じことの繰り返しになる可能性がありますので注意してください。前回のレッスンで強化トレーニングをお願いした伏臥は、脚側停座の位置でも実行できるようになっていますので安定させ、立止についても同じように実行性を高めていきましょう。停座での「待て」は、一定の時間の静止が出来ていますので、招呼はせずに「待て」の強化を引き続き進めて下さい。
ウィル君は、明日の競技会への調整です。前回よりも指導手への集中が高く動きにも機敏性がありました。常時、今回のような反応を表現できるようにしていく事を考えながら行わないと、一貫性が無くなる事で、また最初から作り直すことになります。競技会本番が終わると、一旦お休みモードになりがちですが、基準となる動きやルールは例外のないようにニンゲン側が注意を払うようにして下さい。
この記事へのコメントはありません。