P/L:ミーナちゃん&かん太郎

今日のミーナちゃん&かん太郎のレッスンは、それぞれの現在の課題に対して対応や今後の目標についてのレクチャーと、それに伴う基本的なコマンドのトレーニングを行いました。また新たに多頭飼いに必要なアテンションの振り分けのトレーニングなども導入しました。

年末までは、色々なシチュエーションでビクビク感が強く周りの環境に対しても敏感に反応していたかん太郎君でしたが、ここ最近は、かなり安定感も出てきており心の成長も見られるようになったようです。その反面、自己主張も強く表現するようになっている場面も見られるようですので、心の成長のバランスを考えながら進めていきましょう。ミーナちゃんは、今までの習慣から空気感を読んで、自己判断で行動したり他の犬に対しての強気の姿勢も所々に出ているようです。

そんな2頭の現状の課題と将来の目標を、飼い主さん自らが分析をしてメモに書いて来られましたので、具体的にどのような課題があり、目標があるのか?それぞれの対応を考えてみました。

本当に自分の犬と自分の関係を客観的に観察して、現状の課題を書き出せる飼い主さんが、何人いらっしゃるでしょうか?どちらかと言うと、自分の犬と、その犬との関係性を過大評価して、本来の課題を隠したり・回避したりする人の方が多いように思われます。今回は、あえて、この日記にもアップをさせて頂きましたが、この日記を読まれている多くの飼い主さんにも、是非、ご自分の犬と、ご自分の関係性を客観的に観察して、課題や目標を書き出してみてはいかがでしょうか?

そして〈野望〉に書かれている内容に関してお聞きしたところ、その内容というのは、とある駅前でパブリックトレーニングを行っている際に、すれ違った親子がいたそうです。そのお子さんから「ママ、あの犬お利口だね」と言われたそうです。このように純粋な目を持つお子さんから、純粋に「お利口だね」という評価をされることは、トレーニングをしていて良かったと感じる瞬間だと思います。本当に嬉しいことですね。

今回は、それぞれの改題に対しての今後の取り組みや、前回までの復習のトレーニングを行いました。

2頭共に、基本動作である「ついて」「伏せ」「立って」ができるようになってきています。まだ飼い主さんのトリーツのタイミングの改善が必要ですが、2頭共に姿勢の維持が意識できていることは大きな成長です。「立って」のコマンドは、最後の解放まで立たせたままでフィニッシュにしてください。

2頭引きのお散歩の目標に向けて、まずは室内での動きの確認と安定したポジションを意識させていきましょう。

屋外でも同じようにできているかどうか?を確認しながら環境刺激を加えながら、刺激に対しての反応を飼い主さんが事前に読み取りながらコマンドでコントロールができるようにステップアップをしていきましょう。

また多頭飼いであるがゆえに、1頭ずつのアテンションでコントロールができる事が求められます。しかし、中々1頭だけを読んだりコントロールすることは難しい為に取り組もうとする方も少ないと思います。

「呼ばれた犬だけが動く」「呼ばれていない犬は動かない」とてもシンプルですが、難しいトレーニングです。このトレーニングにも段階があり最高難易度は、かなり難しくなります。(笑

まずは、今日のトレーニングでチャレンジしたパターンでコントロールしてみて下さい。

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