今日の龍牙君のトレーリングレッスンは、地質変更を含めて前回よりも距離を延ばすステップアップと、オープンスペースでの臭跡への認識の確認です。
物品はポイントごとに設定しながらも地質によっては物品のリカバリーが無くても確実に臭跡を捉えてヘルパーに到達できるようになっています。今日の地質変更の難易度は、トレール上でスタート地点から屈折した後の地質が変更されていることで臭跡が拡散しましたので少し戸惑いも見られましたが、そこからの集中力とリカバリーはパピーらしからぬものでした。
成長と共に、誘惑臭への反応も見られますので、特にハードな地質でのトレーリングは、トレール上の臭跡の時間経過や風の強さなどで目的の臭跡への意識が低下することも考えられますので、地質変更での短い距離で強化する設定も加えながら今後の組み立てを考えていきましょう。
オープンスペースでの屈折の確認は、将来的にTトレールの設定でのトレーニングを導入する場合の基礎となります。物品への認識はありますが、オープンスペースでの臭跡の拡散もあり、ネガティブが出ないまでも直進的に動く場合は、キャスティングの動きに自然に移行できるようにハンドリングしていきましょう。ハンドラーと犬のポジションとトレール方向により、時計回りなのか?反時計回りなのか?を確認しながら方向を促すと、ストレスなくトレールに乗れるようになります。
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