初レッスンのルードリッヒ君(ジャーマンショートヘアーポインター1歳6ヶ月♂)の課題は、呼び戻しを中心とした基本コマンドの強化トレーニングです。先住犬のタミーノ君( ショートヘアード・ハンガリアン・ビズラ 2歳♂)との関係は、とても良好ですが、犬同士のつながりの方が飼い主さんとの関係性よりも強くなっていますので多頭飼いの難しさを感じながらも1頭ずつとの関係強化を図りながらトレーニングを組み立てていきましょう。
ルードリッヒ君の方が若く活力が溢れている分、反応の速さもあり飼い主さんのコマンドに対しての実行性は中々安定しません。基本となるアテンションコマンドとアイコンタクトの関連付けも今後は生活の中に取り入れて習慣化してください。犬種的に屋外の刺激にはメッポウ弱くコマンドよりも臭いや鳥に対しての集中が高くなりますので、環境刺激に負けないようなコマンドの実行性は根気強く例外のない対応が大切です。
フリーで動くレンジは、今日の段階では、それ程広くはありませんし一定のコマンドへの反応も見られます。ただ、コマンドを無視しスルーしてしまう場面もみられますので現在の成長段階の時期に、シッカリと理解を深めていく必要があります。アテンション以外の「Sit」「Down」「Stay」「Here」のコマンドの精度を向上させて、より良いQOLを共に過ごせるようにしていきましょう。
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