今日も早朝からのトレーリンググループレッスンを開始しました。少し前の涼しさはありませんが夏全盛期よりは少し楽なように感じますが犬たちには湿度も高く苛酷な環境でしたので、それぞれのペアにあわせた基礎トレーニングを行いました。
ハンドラーの役割りを再確認する
現在の段階は、犬に臭跡を理解させ短い距離で確実に捉えられるようにするトレーニングを繰りかしていますが、原臭の嗅がせ方やスタートの際の臭跡へのアプローチに関してもキャスティングではなくポイントスタートである以上、スムーズにスタートできる事が、その先の結果につながりますので犬が気持ちよく達成感のあるトレーニングになるようにハンドラーも犬の動きを理解してサポートする必要があります。しかし、必要以上の手助けをすると、そのサポートが本来の捜索を妨げる事にもつながりますので注意が必要です。
臭跡の再確認は基礎トレーニングにある
地形の性質を土や芝生などへステップアップしたことで、臭跡以外の誘惑臭が多くなり非常に難易度が上がってしまうトレーニングを繰り返していましたので、再度、純粋な臭跡を再確認する意味でも地形をハードな性質に戻した状態での確認作業を行いました。
環境を整える
屋外での環境の整備は、非常に難しい問題です。特に散歩中の第三者や犬連れの人などが行きかう状態は、早朝ならではの環境になりますので必然的にトレーニングのレベルは高くなります。その中でも一番優先して注意を払わなければいけないのが風向きです。特に誘惑臭が多くなる環境では、トレールに対しての風向きがトレーニングの質を低下させてしまう要因にもなりますので分り易いトレールと、それに伴う風向の確認は重要な確認事項です。
-I speak Dog too!!- with sarada
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