with sarada Lodging training in MONTANA。

お天気に恵まれ11月とは思えない陽射しの強さに日向では日焼けしそうな暖かさの中、
「with sarada Lodging training in MONTANA」ペンションMONTANAさんにてを開催いたしました。
参加頂いたのは、ローキーちゃん・リノ君・空ちゃん&ウークちゃん・ブルース君&リンゴスターちゃん・モコちゃん&プーちゃんの5組8頭です。

午前中は、オビディエンストレーニイングや、コマンドの基本的なトレーニングなどを行い、ランチをしながらのマナートレーニングの後は、オビディエンスゲームでのタイムトライアルを楽しんで頂きました。
2日目は、テラス席を利用してのノーズワークで、ナチュラルアラートの再確認や、ご自分のペアの特性や成長過程などを確認して頂き1泊2日のレッスンを終了いたしました。


ローキーちゃんは、成長と共に変化するコマンドへの反応や実行性について、また前回の参加の際と今回の違いなどを飼い主さんには確認して頂きました。また呼戻しに関しては、飼い主さんのコマンドを優先するよりも自分の欲求を優先している段階ですので、今後の改善の課題の1つとしていきましょう。ただ、これは呼戻しのトレーニングで改善しようとすると、呼戻し自体に混乱や実行性の低下が見られる場合がありますので、それ以外の日常での飼い主さんとローキーちゃんの関係性や、コマンドを出す場合の主導権が、どちらにあるのか?を感じながら、実質的なリーダーシップの維持を確認しましょう。
これは、お散歩などの解除やコマンドの解除などにも良く見られる現象ですので、ローキーちゃんの動きや反応に合わせたコマンドの出し方をすると、肝心な時にコマンドの実行性は著しく低下します。
オビディエンスゲームでは、本来の高い潜在能力を発揮できていましたが、反面、ゲームの中に課題による大きなタイムロスが出てしまったのも事実です。ゲームは、遊びのようですが、確実に、そのペアの現在の課題も浮き彫りにしますので、色々なコマンドを楽しく正確に教えるのも日頃の生活の中に取り入れてみて下さい。マナートレーニングでは、自発的に落ち着けるように考え、コマンドの乱用はしないようにしてみて下さい。現段階では、同じ場所に居られるのは1時間程度が限界のようですので少しずつ時間を延ばせるようにしていきましょう。


リノ君は、相変らず遊び上手ですし性質も安定しています。オビディエストレーニングでは、とても楽しそうな脚側行進を見せてくれました。現状の楽しさを今後も維持しながら精度を上げて行くと、より素晴らしい脚側行進ができますので是非挑戦してみて下さい。課題の「待て」は、以前よりも安定感は出てきていますが飼い主さんに対しての依存心が強い為に距離や時間に限界があります。基本的なトレーニング方法を再確認してステップアップしてみて下さい。この課題は、オビディエンスゲームにも表れていますので、「待て」のコマンドの後の飼い主さんの動きが、リノ君には大きな影響を与えますので、ステップアップでは、飼い主さんの動きがレベルアップの鍵になります。
マナートレーニングでは、他の犬への興味が強い分、自ら動いて近づいてしまう傾向がありますので注意が必要です。全ての犬が友好的だとは限りませんので、将来のリノ君のためにも、飼い主さんの責任として安全を確保しましょう。


空ちゃんは、環境やメンバーにも慣れ本来の動きや反応が出来るようになってきました。オビディエンストレーニングでは、前回のスクールでトレーニングをしたヒールポジションの動きを確認させて頂きました。まだ飼い主さんが、空ちゃんの動きに合わせてしまう場面が多い為に、空ちゃん自身が正しいポジションを理解できていないようです。「Come」で呼んでから「ヒール」で脚側停座させる場合は、飼い主さんは動かずに空ちゃんを動かすようにしていきましょう。オビディエンスゲームでは、以前よりも平均的にクリアできるようになってきていますので、1つ1つの精度を向上させると更に良い結果になると思います。マナートレーニングでは、飼い主さんが犬の元から離れる場合のコマンドを新たにつくり、現状使用している「Stay」や「待て」はコマンドの混乱を招きますので区別してみて下さい。
朝の食事の際には、少しいつもの他の犬への反応が見られました。環境に慣れると本来の動きも見られますのでトレーニングとして、もっと観察力を高めましょう。
ノーズワークは、とても楽しくできていました。ハイバリュートリーツに対しての安定した反応が見られましたが、まだハンドラーから離れて捜索をする自立心が低いようですので、今よりも更に距離間が出るようなハイバリュートリーツの選択も考えてみて下さい。


ウークちゃんは、気温も低くなりテンションが高く動きも機敏になってきましたが後ろ足のケアには、少しセーブも必要です。コマンドの基礎トレーニングにおいてのヒールポジションの動きは、飼い主さんのコマンドの出し方や動きが、現在の課題になっています。特にコマンドに対してのイメージは、とても重要なのですが、シンプルに「ヒール」というコマンドに対してのイメージや良い結果への結びつきと言うよりも、その後に出てくる様々な声掛けが、ウークちゃんの判断材料になっています。ですから「ヒール」のコマンドだけでは喜求的に動く事はなく、ポジションも安定しません。環境の変化に伴うトレーニングのレベルダウンも考えながら、いつでも・どこでも同じポジションに動けるようにトレーニングをしてみて下さい。オビディエンスゲームでは、とても動きが良く楽しそうですが、飼い主さんへの集中力を更に向上させると、本来のウークちゃんの能力を更に発揮できると思います。マナートレーニングでは、空ちゃん同様に、待たせる為の新しいコマンドを導入してみてください。
ノーズワークに関しては、臭いの捕り方にも、色々な捕り方がある事を教えてくれたセッションでした。特に、日頃のお散歩でも臭い嗅ぎの頻度が高いウークちゃんは、ノーズワークのセッションでも集中力が低下すると、ハイドよりも、他の臭いの誘惑に左右されます。ハイバリュートリーツの選択も再確認しましょう。


ブルース君は、オビディエンストレーニングでの脚側行進の動きが指導手の理解力が向上した事で求められている動きを理解しつつあります。まだ、安定したアイコンタクトでの脚側行進には至っていませんが、誉めるタイミングや正しくない姿勢で動きながら進めなければ、徐々に良くなりますので今後も確実にトレーニングを積み重ねて下さい。招呼は、環境が変わると、1声符での反応が難しくなりますので今後も環境刺激に変化をもたらせながらトレーニングをして下さい。ランの中でのアテンションコマンドでの呼び戻しに関しては、とても良い反応が見られました。今までは、どちらかと言うと飼い主さんからのアテンションには反応も低く無視をされている事が多く見られましたが、刺激を加えても戻れていましたので今後も安定させましょう。
マナートレーニングでは、途中までも問題なく安定していましたが、新たな他の犬が、同じスペースに侵入すると、まだ強い反応も見られます。飼い主さんの観察力の低下が失敗を招きますので、周りの観察と犬の観察を怠らないようにしてください。
ノーズワークに関しては、ハイバリュートリーツの見直しが必要なようです。最後のセッションのハイドカウントの設定では、捜索意欲自体が低下していますので、検討して下さい。


リンゴスターちゃんは、オビディエンストレーニングでの脚側行進のポジショニングの修正が現状の課題です。少し後ろ気味のポジションを、頭1つ分前へ修正しなければいけませんが、指導手の歩速を遅くして修正するのではなく、今までよりも少し速いスピードでも、着いてこれるように修正をしていく事を考えましょう。その場での伏臥は1声符でできるようになってきていますし、立止もできてきていますが、まだ斜めに立っていますので真っ直ぐ立てるように今後も修正して下さい。
マナートレーニングでは、ブルース君同様に、飼い主さんの観察力がポイントです。シッカリと事前反応や事前行動でコントロールするようにして下さい。モンターニャでの食事中の待機は問題ありませんが、狭いスペースでの待機は、今後も課題となるでしょう。
ノーズワークに関しては、とても意欲的で確実にセントコーンへの反応も安定してきています。ハンドラーのナチュラルアラートへの読みが、まだ不安定ですので、良く観察していきましょう。


モコちゃんの脚側行進は、脚側停座の座りが、少し不安定で浮いている状態が続いています。シッカリ座らせた状態から進めていきましょう。その為には、脚側停座をさせてから少し時間を延ばし、脚側停座の間に報酬を何度か与えて停座の時間を延ばしてください。招呼での「待て」は環境が変化すると、非常に不安定になりますので、環境の変化を活用してトレーニングをしていきましょう。その後の脚側行進の方法は、今まで同様で構いません。気温が高いと伏臥も問題なく実行できていますし立止も少しですが後ろ足始動に近づいています。
マナートレーニングでは、飼い主さんが苦手な環境を回避する傾向が強い為に、いつまだたっても吠えに対しての改善が進みません。最初に吠えるのはプーちゃんですが、同調して吠えてしまう習慣は改善されていませんので逃げずに取り組みましょう。
ノーズワークは、相変らず積極的で楽しそうです。


プーちゃんは、脚側行進の集中力が低下しています。これは報酬の頻度の低下が起こしている反応ですが、今後は、報酬に対しての先読みの改善なども含めて頻度の変化を与えながら強化が必要です。行進中の作業に関しても、緊張感も低下していますので3姿勢の反応と実行がバラバラですので改善していきましょう。自由選択科目の遠隔課目は、今後も動かないように改善をしていかないと本番では使える状態ではありません。
オビディエンスゲームでは、日頃からのコマンドの実行性の安定感が動きに出ていますので結果もついてきます。
マナートレーニングは、吠えに関してのコントロールを飼い主さんが積極的に行わないと、この部分だけを考えずに進めてしまう傾向が見られますので観察力も含めて対応して下さい。
ノーズワークは、セントコーンへの捕り方や反応と捜索エリアや動きに積極性がありますので、今日のハイドカウントでは、最高の結果でした。


 

-I speak Dog too!!- with sarada

 

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