P/L:レティシアちゃん

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基礎トレーニング

先日のカウンセリング後のご家庭でのレティシアちゃんの反応や変化について飼い主さんからお聞きし、前回のレッスン内容をどのように理解し、日常生活の中で実践されているのかを確認しました。今回は、その様子を踏まえながら今後のトレーニングの進め方についてお話しし、レティシアちゃんとの基本的な関係性を深めていくための基礎トレーニングに取り組みました。
現在表れている吠えや警戒、攻撃的な反応だけに対応するのではなく、まずは日常の中で飼い主さんからのアテンションや基本的なコマンドに対する意識を高め、飼い主さんとのコミュニケーションをシッカリ構築していくことが大切です。レティシアちゃん自身が飼い主さんからの働きかけを理解し、安心して指示を受け入れられる関係性を少しずつつくりながら、今後の馴致トレーニングで第三者や他の犬への反応の改善につなげていきましょう。

アテンションとアイコンタクト

環境の変化に対する適応がまだ安定していないため、ご自宅以外の環境では、基本的なコマンドについても実行性にバラつきが見られます。まずは環境が変わることでレティシアちゃんの意識や反応がどのように変化するのかを、飼い主さんがシッカリ観察できるようにしていきましょう。

基本となるアテンションとアイコンタクトについては、トレーニングの中でトリーツを受け付けられる心理状態であることが大前提となります。そのため、レティシアちゃんにとってのトリーツのモチベーターレベルを改めて確認すると共に、環境によってトリーツへの反応がどの程度変化するのかも把握しておく必要があります。
最初から刺激の強い環境で高い実行性を求めるのではなく、アテンションやアイコンタクトが安定して実行できる環境から少しずつ条件を変化させていきましょう。環境が変わっても飼い主さんからのコマンドを選択できる経験を積み重ねながら、段階的に実行性を高めていくことが今後のステップアップにつながります。

第三者への反応

第三者に対する吠えについては、前回のカウンセリング時のレッスン以降、改善が見られているようです。普段のお散歩でも、以前のように第三者との接触を避けるための回避行動を続ける必要がなくなり、落ち着いて歩ける場面が増えてきいるようです。

一方で、シチュエーションによっては第三者に対して警戒モードに入ることで、レティシアちゃんの緊張感が一気に高まる場面もあります。現時点での改善を一時的な変化で終わらせないためにも、どのような環境や距離、相手の動きによって警戒心が高まるのかを飼い主さんが観察していくことが大切です。今後も無理に第三者との距離を縮めるのではなく、レティシアちゃんが落ち着いて受け入れられる状況を見極めながら馴致トレーニングを継続し、様々なシチュエーションでも安定した反応ができるように経験を積み重ねていきましょう。

他の犬への反応

他の犬や猫などに対する反応については、まだシチュエーションによって警戒や興奮が表れることがあるようです。今回のレッスンはFIELDで行ったため、レティシアちゃん自身がトレーニングの空気感を感じながら行動できており、問題となるような反応は見られませんでした。このように、レティシアちゃんが自ら正しい行動を選択できていることは、今後の改善につなげていく上でとても大切です。

そして、ここで最も大切なのは、正しい行動を選択した瞬間に、飼い主さんがタイミングよく誉めることも重要なフィードバックになります。問題となる行動が表れた時の対応に意識が向きやすくなりますが、「何も問題を起こしていない時」こそ、レティシアちゃんが正しい選択をしている時間でもあります。つい忘れがちになる「誉める」という飼い主さんからの大切なフィードバックを意識し、レティシアちゃん自身が「この行動が正解」と理解できる経験を積み重ねながら、様々な環境やシチュエーションでの安定につなげていきましょう。

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